特許
J-GLOBAL ID:200903019651916397

ウェブ薄肉H形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064290
公開番号(公開出願番号):特開平9-253731
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 冷却後の形状不良を防止して、ウェブ波、フランジ反りの両者がともに発生しないウェブ薄肉H形鋼の製造技術を提供する。【解決手段】 熱間仕上げ圧延機の入側および出側の少なくとも一方に設けた冷却手段により、H形鋼のフランジ外面を強制冷却してウェブ薄肉H形鋼を製造する方法において、予め、ウェブ波の発生防止に必要な、強制冷却終了時におけるウェブ平均温度とフランジ平均温度との温度差の限界値、フランジ反りを許容範囲内に抑制するために必要な、熱間仕上げ圧延時におけるフランジ板厚平均温度の下限値を、それぞれ求めておき、次いで、前記冷却手段の入り側におけるH形鋼のウェブ温度とフランジ温度をもとに、強制冷却終了時におけるウェブ平均温度とフランジ平均温度との温度差が前記温度差の限界値以下であって、かつ、熱間仕上げ圧延時におけるフランジ板厚平均温度が前記下限値を超えるように、前記冷却手段の冷却能を調整する。また、冷却帯の水量密度の調整を、ライン方向に分割された冷却帯の個別調整により実現する。
請求項(抜粋):
熱間仕上げ圧延機の入側および出側の少なくとも一方に設けた冷却手段により、H形鋼のフランジ外面を強制冷却してウェブ薄肉H形鋼を製造する方法において、予め、ウェブ波の発生防止に必要な、強制冷却終了時におけるウェブ平均温度とフランジ平均温度との温度差の限界値、フランジ反りを許容範囲内に抑制するために必要な、熱間仕上げ圧延時におけるフランジ板厚平均温度の下限値を、それぞれ求めておき、次いで、前記冷却手段の入り側におけるH形鋼のウェブ温度とフランジ温度をもとに、強制冷却終了時におけるウェブ平均温度とフランジ平均温度との温度差が前記温度差の限界値以下であって、かつ、熱間仕上げ圧延時におけるフランジ板厚平均温度が前記下限値を超えるように、前記冷却手段の冷却能を調整することを特徴とするウェブ薄肉H形鋼の製造方法。
IPC (4件):
B21B 45/02 320 ,  B21B 1/08 ,  C21D 8/00 ,  C21D 9/00 102
FI (4件):
B21B 45/02 320 P ,  B21B 1/08 F ,  C21D 8/00 A ,  C21D 9/00 102 B

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