特許
J-GLOBAL ID:200903019659441614

記録媒体用ベースフィルム及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161596
公開番号(公開出願番号):特開平5-314462
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】第1の発明は、芳香族ポリイミドフィルムの片側表面に、浅い微細な凹部が特定の高密度で全面的に分散・散在して形成される一層又は二層記録媒体用ベースフィルムに係わる。この記録媒体用ベースフィルムは、磁性層などを設けるために好適である優れた表面(磁性面)を有し、磁気記録媒体用の耐熱性ベースフィルムとして好適に使用できる。第2の発明は、ポリアミック酸溶液を押出成型機構へ供給し、そのダイス吐出口から該溶液の薄膜状体を平滑な支持体上に押出・乾燥して自己支持性ポリアミック酸フィルムを形成し、次い支持体上から該ポリアミック酸フィルムを剥離して、そのフィルムの片側表面にフタル酸ジアルキル溶液を塗布・乾燥させ、最後に、該フィルムを特定の高温で処理して、芳香族ポリイミドフィルムの片側表面に、微細な凹部が特定の高密度で全面的に分散・散在して形成される記録媒体用ベースフィルムの製造法に係わる。
請求項(抜粋):
深さ50〜500オングストローム及び径0.05〜5μmである微細な凹部が、密度104〜5×108個/mm2の割合で、フィルムの片側表面に全面的に形成されており、前記の微細な凹部以外の該片側表面が平滑面となっている芳香族ポリイミドフィルムであることを特徴とする記録媒体用ベースフィルム。
IPC (2件):
G11B 5/704 ,  C08J 5/18 CFG
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-173315

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