特許
J-GLOBAL ID:200903019662097932

免震構造物の積層ゴム交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239555
公開番号(公開出願番号):特開平10-088824
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 構造物のジャッキアップ作業を不要としてこれによる余分な応力が構造物に発生することを防止しつつ、容易かつ安全性の高い作業内容で積層ゴムの取り換えを行うことができる免震構造物の積層ゴム交換方法を提供する。【解決手段】 積層ゴム14の周囲を断熱材16で囲繞し、その外側にジャッキ18を配置する。ジャッキ18は積層ゴム14と同一高さに伸長し、構造物10と基礎部12との両者に当接する。冷却装置20を稼働して積層ゴム14を冷却する。積層ゴム14は冷却により熱収縮され、構造物10との間に隙間δが生ずる。断熱材16を撤去して積層ゴム14を高さ調整用のスペーサ22と一緒に取外し、予め冷却して収縮させた新たな積層ゴム14を必要に応じてスペーサ22とともに設置する。取り換えた新たな積層ゴム14を温度上昇して熱膨張させ、その後ジャッキ18を取り外す。
請求項(抜粋):
基礎部に設置した積層ゴムで構造物を免震支持するようにした免震構造物において、前記構造物を支持させるためにその下側に当接させてジャッキを配置するジャッキ配置工程と、交換対象積層ゴムを冷却してこれを熱収縮させるとともに該積層ゴムの支持荷重を前記ジャッキに移す積層ゴム冷却工程と、熱収縮した交換対象積層ゴムを取外して、予め冷却した新たな積層ゴムを取付ける積層ゴム取り換え工程とを備えたことを特徴とする免震構造物の積層ゴム交換方法。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
E04G 23/02 Z ,  E04H 9/02 331 A

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