特許
J-GLOBAL ID:200903019666326189

偏心量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258565
公開番号(公開出願番号):特開平10-103907
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】偏心検出器と車軸との間のギャップが変化した場合でも、タービンのタ-ニング中から定格回転数までの領域で車軸の偏心量を正確に測定すること。【解決手段】偏心変換器2からの出力電圧を入力し、その分圧電圧をインピーダンス変換するバッファアンプA1と、インピーダンスをゼロから始まる電圧に変換するバイアス調整回路4Aと、バッファアンプA1の出力段とバイアス調整回路4Aの入力段との間に介挿され、直流成分をカットする互いに容量の異なる2個のカップリングコンデンサC4,C5 を直列に接続してなりかつ接地された抵抗要素R15との間で微分回路を形成するコンデンサ要素と、各カップリングコンデンサC4,C5の両端に設けられた第1,第2のアナログスイッチS1,S2 と、車軸1の回転数に基づいて、いずれか一方のカップリングコンデンサを選択するように、第1,第2のアナログスイッチS1,S2 を開閉制御するスイッチ制御回路4Dとを備える。
請求項(抜粋):
タービン発電機の車軸に対向して取り付けられ、当該車軸との間のギャップを検出する偏心検出器と、この偏心検出器により検出されたギャップの変化を前記車軸の偏心量に相当する電圧に変換する偏心変換器と、この偏心変換器から出力される電圧を入力し、所定の信号に変換して前記車軸の偏心量を測定する偏心量測定器とを備えて構成される偏心量測定装置において、前記偏心変換器からの出力電圧を入力し、その分圧された電圧をインピーダンス変換するバッファアンプと、前記バッファアンプにより変換されたインピーダンスをゼロから始まる電圧に変換するバイアス調整回路と、前記バッファアンプの出力段と前記バイアス調整回路の入力段との間に介挿され、直流成分をカットする互いに容量の異なる2個のカップリングコンデンサを直列に接続してなりかつ接地された抵抗要素との間で微分回路を形成するコンデンサ要素と、前記各カップリングコンデンサの両端にそれぞれ設けられた第1および第2のアナログスイッチと、前記車軸の回転数に基づいて、前記タービンのタ-ニング中の回転数領域においては容量の大きい方のカップリングコンデンサを選択し、また前記タービンのタ-ニング以外の回転数領域においては容量の小さい方のカップリングコンデンサを選択するように、前記第1および第2のアナログスイッチを開閉制御するスイッチ制御回路とを備えて、前記偏心量測定器を構成したことを特徴とする偏心量測定装置。
IPC (2件):
G01B 7/00 ,  G01H 17/00
FI (3件):
G01B 7/00 D ,  G01B 7/00 K ,  G01H 17/00 A

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