特許
J-GLOBAL ID:200903019679148778

光波長変換素子及びその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-039465
公開番号(公開出願番号):特開平5-034745
出願日: 1991年02月08日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】〔目的〕本発明は、第2高調波発生効率の向上や基本波と第2高調波との位相整合の向上が図れ、温度や波長変動に対しても第2高調波発生効率の低下を生じにくい光波長変換素子を提供することを目的とする。〔構成〕本発明は非線形光学効果を有する光導波路を用いた光波長変換素子において、LiTa<SB>x</SB>Nd<SB>1-x</SB>O<SB>3 </SB>(0≦x≦1)単結晶基板1上に2価金属イオンを含有したLiTa<SB>y</SB>Nd<SB>1-y</SB>O<SB>3 </SB>(0≦y<1)の薄膜2を形成し、さらに別の金属イオン等をドーパントとして3次元光導波路3を薄膜層中に光学軸に対しほぼ垂直に近い角度で形成してなり、基本波の波長における常光の屈折率をn<SB>o</SB>(ω)とし、第2高調波の波長における異常光の屈折率をn<SB>e</SB>(2ω) とするとき、上記薄膜層2においてはn<SB>e</SB>(2ω)<n<SB>o</SB>(ω)であり、上記3次元光導波路層3中においてはn<SB>o</SB>(ω)≦n<SB>e</SB>(2ω)を満たすことを特徴としている。
請求項(抜粋):
非線形光学効果を有する光導波路を用いた光波長変換素子において、LiTa<SB>x</SB>Nd<SB>1-x</SB>O<SB>3 </SB>(0≦x≦1)単結晶基板上に2価金属イオンを含有したLiTa<SB>y</SB>Nd<SB>1-y</SB>O<SB>3 </SB>(0≦y<1)の薄膜を形成し、さらに別の金属イオン等をドーパントとして3次元光導波路を薄膜層中に光学軸に対しほぼ垂直に近い角度で形成してなることを特徴とし、且つ、基本波の波長における常光の屈折率をn<SB>o</SB>(ω) とし、第2高調波の波長における異常光の屈折率をn<SB>e</SB>(2ω) とするとき、上記薄膜層においてはn<SB>e</SB>(2ω)<n<SB>o</SB>(ω)であり、上記3次元光導波路層中においてはn<SB>o</SB>(ω)≦n<SB>e</SB>(2ω)を満たすことを特徴とする光波長変換素子。
IPC (4件):
G02F 1/37 ,  H04B 10/02 ,  G11B 7/125 ,  H04N 7/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-112023

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