特許
J-GLOBAL ID:200903019681129373

ジイソシアネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-107109
公開番号(公開出願番号):特開平7-278089
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 2個の第1級アミノ基を互いに対して1,2-又は1,3-位置に有する脂肪族ジアミンあるいは2個の第1級アミノ基を互いに対して1,2-又は1,3-位置に有する環状脂肪族ジアミンの気相ホスゲン化によりジイソシアネートを製造する。【構成】 ジアミン及びホスゲンを別々に約200ないし約600°Cの温度に加熱し、これらの加熱されたホスゲン及びジアミンを、可動部材を有さずかつ約200ないし約600°Cの温度に維持されている筒状反応室に、ホスゲン及びジアミンが反応している間乱流が維持されるように導入し、該反応室を去るガス状混合物を不活性液状溶媒で冷却し、ジイソシアネートと不活性液状溶媒の溶液を回収し、そしてこの溶液を蒸留して生成物イソシアネートを単離する。
請求項(抜粋):
ジイソシアネートの製造方法において、a)1)2個の第1級アミノ基を1,2-又は1,3-位置に有する脂肪族ジアミン及び2)2個の第1級アミノ基を1,2-又は1,3-位置に有する環状脂肪族ジアミンから選択された蒸気状ジアミンを約200ないし約600°Cの温度に加熱し、b)ホスゲンを約200ないし約600°Cの温度に加熱し、c)工程a)からのジアミン及び工程b)からのホスゲンを、可動部材を有さずかつ約200ないし約600°Cの温度に加熱された筒状反応室中に、乱流が該反応室中に維持されかつ工程a)からのジアミン及び工程b)からのホスゲンが反応せしめられるように導入し、d)該反応室を去るガスを、工程a)で用いられたジアミンに対応するカルバミン酸クロライドの分解温度より高い温度に維持されている不活性液状溶媒により冷却し、e)ジイソシアネートと不活性液状溶媒の溶液を回収し、そしてf)工程e)で回収された溶液を蒸留して生成物ジイソシアネートを単離する、ことを特徴とする上記方法。
IPC (2件):
C07C265/14 ,  C07C263/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-280050
  • 特許第1165831号
  • 特開昭63-280050
全件表示

前のページに戻る