特許
J-GLOBAL ID:200903019685610661

バタフライ弁用弁箱の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-073606
公開番号(公開出願番号):特開平6-288479
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【構成】 環状型枠1を回転させながら樹脂液44を投入させると、樹脂液44は遠心力により強化繊維40内を通って外側に移行し、内側へと順次厚さを増して行く。遠心成形により得た繊維強化樹脂製の弁箱51は、インサート15の除去跡により内周にシートリング装着用の環状溝52を形成したリング部53と、リング部53の180 度変位した二箇所から上下外方に突出して位置する弁棒支持部54とから対称に構成され、弁棒支持部54に、貫通孔成形用軸体12の除去跡により半径方向の貫通孔55を形成し、弁棒支持部54の内部にはインサートナット60が内在される。【効果】 繊維強化樹脂により製造でき、外力などで傷が生じても腐食し難く形成でき、耐用年数を向上した弁箱を容易に製造できる。インサートナットを左右配管の連結用に兼用でき、接続は少数の固定具により確実に迅速に行える。
請求項(抜粋):
弁箱と弁棒と弁体とからなるバタフライ弁の前記弁箱を製造するに、回転体に環状型枠を同心に取り付け、この環状型枠は、内面開放で環状のリング部成形用溝と、このリング部成形用溝の180 度変位した二箇所から外方に凹入する弁棒支持部成形用凹部と、これら弁棒支持部成形用凹部からリング部成形用溝に亘って半径方向に位置する貫通孔成形用軸体と、前記リング部成形用溝に内側から対向するシートリング装着溝成形用のインサートとを有し、前記弁棒支持部成形用凹部内にインサートナットを定置し、そして弁棒支持部成形用凹部からリング部成形用溝に亘って強化繊維を所定の配列でセットしたのち、回転体とともに環状型枠を回転させながら、内面開放側から樹脂液を投入することを特徴とするバタフライ弁用弁箱の製造方法。
IPC (4件):
F16K 1/22 ,  B29C 67/14 ,  B29K105:06 ,  B29L 31:00

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