特許
J-GLOBAL ID:200903019687143017

糖化液製造方法及びエタノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-290376
公開番号(公開出願番号):特開2008-104404
出願日: 2006年10月25日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】 本発明の課題は、リグノセルロース資源中に含まれる精油及び親水性成分を流出させて、リグノセルロース資源中のセルロースと酵素とをより多く接触させることで、効率的に糖化液、エタノールを生成させる方法を提供することにある。【解決手段】 本発明は、水蒸気蒸留によって、セルロースの糖化を阻害するおそれのある精油及び親水性成分をリグノセルロース資源から流出させる。そして、粉砕では、セルロースの結晶性が低下するため、リグノセルロース資源の粉砕によって木質成分のネットワーク構造を破壊してミクロフィブリルの一部を露出させ、セルロースの結晶性をも破壊する。したがって、セルロースの酵素糖化反応が促進され、より効率的に糖化液を生成させることができる。そして、生成した糖化液を醗酵させることで、より効率的にエタノールを生成させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リグノセルロース資源中の精油及び親水性成分を含む流出成分を水蒸気蒸留によって流出させる水蒸気蒸留工程と、 リグノセルロース資源を粉砕する粉砕工程と、 前記水蒸気蒸留工程での水蒸気蒸留、及び、前記粉砕工程での粉砕を行った前記リグノセルロース資源を液体媒体に混合する混合工程と、 前記混合工程で前記液体媒体に混合させた前記リグノセルロース資源に対して酵素を使用し、酵素糖化反応によって糖化液を生成させる糖化工程とを有することを特徴とする糖化液製造方法。
IPC (2件):
C12P 19/14 ,  C12P 7/10
FI (2件):
C12P19/14 ,  C12P7/10
Fターム (8件):
4B064AC03 ,  4B064AF02 ,  4B064AF03 ,  4B064CA06 ,  4B064CA21 ,  4B064CB07 ,  4B064CD24 ,  4B064DA20
引用特許:
出願人引用 (1件)

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