特許
J-GLOBAL ID：200903019688595310
アルミナ質焼結体およびその製造方法
発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-138446
公開番号（公開出願番号）：特開平9-328355
出願日： 1996年05月31日
公開日（公表日）： 1997年12月22日
要約：
【要約】【課題】室温から高温の酸化性雰囲気まで安定した強度を有するとともに、靱性に富んだアルミナ質焼結体およびその製法を提供する。【解決手段】アルミナを主成分とし、少なくともFe元素を含有する成形体を酸化性雰囲気で加熱してFe元素をアルミナ結晶中に固溶処理した後、前記固溶体を還元性雰囲気中の温度範囲で熱処理を施し、アルミナ結晶粒内にFeAl2 O4 で表される複合酸化物を析出させて、平均粒径が6μm以下のアルミナ結晶を主相とし、該アルミナの結晶粒内に平均粒径が0.5μm以下のFeAl2 O4で表される複合酸化物を全量中1体積%以上の割合で分散含有するアルミナ質焼結体を得る。またアルミナ結晶の粒界に、FeAl2 O4 結晶とは異なる他の金属酸化物結晶相を全量中3体積%以上の割合で存在させて粒成長を抑制する。
請求項（抜粋）：
平均粒径が6μm以下のアルミナ結晶を主相とし、該アルミナの結晶粒内に平均粒径が0.5μm以下のFeAl2 O4 で表される複合酸化物を全量中1体積%以上の割合で分散含有することを特徴とするアルミナ質焼結体。
引用特許：
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