特許
J-GLOBAL ID:200903019690576943

ベベルギヤの軟式機械加工のための装置及び方法並びに該装置の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  石野 正弘 ,  川端 純市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-150496
公開番号(公開出願番号):特開2007-326213
出願日: 2007年06月06日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】大型のベベルギヤの製造を容易化・迅速化するための手段を提供する。【解決手段】ベベルギヤの軟式機械加工のための装置10は、ベベルギヤ素材K1を受け入れるためのレセプタクル12と、カッターヘッド13.2を受け入れるための工具スピンドル13.1とを有している。この装置10は、旋回軸A1を有する機械加工アーム11を備えている。機械加工アーム11は、その第1の側にカッターヘッド13.2を受け入れるための工具スピンドル13.1を有し、その第2の側に底刃カッター14.2を受け入れるための工具スピンドル14.2を有している。CNC制御器Sは、工具スピンドル14.2を高速回転させ、ベベルギヤ素材K1に、予め設定された数の歯間隙を切削・形成する。機械加工アーム11が回転させられた後、ベベルギヤ仕上げ工具13.2として用いられるカッターヘッドが用いられる。これは、低速で回転させられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ベベルギヤ素材(K1)を受け入れるためのレセプタクル(12)を有するとともに、ベベルギヤ仕上げ工具として用いられるカッターヘッド(13.2)を受け入れるための第1の工具スピンドル(13.1)を有する、ベベルギヤの軟式機械加工において用いるための装置(10)であって、 該装置(10)は、上記ベベルギヤ素材(K1)の歯車を切削形成するための旋回軸(A1)を有し、CNC制御器(S)によって制御される機械加工アーム(11)を備えていて、 上記機械加工アーム(11)は、その第1の側でベベルギヤ仕上げ工具として用いられる上記カッターヘッド(13.2)を受け入れるための第1の工具スピンドル(13.1)を有するとともに、その第2の側で歯車切削工具として用いられる底刃カッター(14.2)を受け入れるための第2の工具スピンドル(14.1)を有し、 上記機械加工アーム(11)は、より大きいトルクを生成するように構成された緩速の第1駆動部(M1)と、より小さいトルクを生成するように構成された高速の第2駆動部(M2)とを有していて、上記第1の工具スピンドル(13.1)は上記第1駆動部(M1)によって駆動することができ、かつ、上記第2の工具スピンドル(14.1)は上記第2駆動部(M2)によって駆動することができ、 上記CNC制御器(S)は、歯車生成前加工工程において、上記第2駆動部(M2)を用いて上記底刃カッター(14.2)を高速回転させるとともに、上記底刃カッター(14.2)を用いて上記ベベルギヤ素材(K1)に機械加工を施して、上記ベベルギヤ素材(K1)に、正規の位置に近似する位置において正規の寸法に近似する寸法を有する予め設定された数の歯間隙を切削形成し、 上記機械加工アーム(11)は、旋回軸(A1)のまわりで旋回させられ、 上記CNC制御器(S)は、後機械加工工程において、上記第1駆動部(M1)を用いて上記ベベルギヤ仕上げカッター(13.2)を緩速回転させ、この後にベベルギヤ仕上げ工具(13.2)を用いてベベルギヤ素材(K1)に機械加工を施すようになっていることを特徴とする装置。
IPC (3件):
B23F 9/10 ,  B23F 21/22 ,  B23F 23/04
FI (3件):
B23F9/10 ,  B23F21/22 ,  B23F23/04
Fターム (1件):
3C025HH02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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