特許
J-GLOBAL ID:200903019703856118

四輪駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-319763
公開番号(公開出願番号):特開平5-124452
出願日: 1991年11月07日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、四輪駆動式の自動車等における前後輪への駆動力配分に用いて好適の四輪駆動制御装置に関し、旋回時におけるステア傾向を中立側へ抑制しステア特性を改善できるようにすることを目的とする。【構成】 前後輪にトルクを配分するトルク配分手段2と、このトルク配分手段を制御する制御手段10と、目標ヨーレイト算出手段20と、実ヨーレイト検出手段7と、これらの目標ヨーレイトと実ヨーレイトとからヨーレイト差を算出するヨーレイト差手段22と、前後輪のスリップ差を算出するスリップ差算出手段23とをそなえ、上記制御手段10に、トルク配分手段2の制御量を設定する制御量設定手段27を設け、この制御量設定手段27を、スリップ差を減少させるように制御量を設定する基本制御量設定部26と、ステア傾向を中立側へ修正しうるように制御量を補正する制御量補正部25とから構成する。
請求項(抜粋):
前輪と後輪とを駆動しうる四輪駆動式車両に設けられ、前輪側と後輪側とにエンジントルクを配分するトルク配分手段と、このトルク配分手段を制御する制御手段とをそなえるとともに、上記車両の目標ヨーレイトを算出する目標ヨーレイト算出手段と、上記車両の実ヨーレイトを検出する実ヨーレイト検出手段と、上記目標ヨーレイト算出手段で算出された目標ヨーレイトと上記実ヨーレイト検出手段で検出された実ヨーレイトとからヨーレイト差を算出するヨーレイト差算出手段と、上記の前輪と後輪との回転状態から前後輪のスリップ差を算出するスリップ差算出手段とをそなえ、上記制御手段に、上記トルク配分手段の制御量を設定する制御量設定手段が設けられて、上記制御量設定手段が、上記のスリップ差に基づいてこのスリップ差を減少させるように上記制御量を設定する基本制御量設定部と、上記のヨーレイト差に基づいてステア傾向を中立側へ修正しうるように上記制御量を補正する制御量補正部とから構成されていることを特徴とする、四輪駆動制御装置。
IPC (4件):
B60K 23/04 ,  B60K 17/348 ,  B60T 7/00 ,  F16D 25/14

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