特許
J-GLOBAL ID:200903019704756745

焼結異方性磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199213
公開番号(公開出願番号):特開平6-017184
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 R成分とバインダーとの反応による磁気特性の劣化を防止し、射出成形性を向上させて複雑な形状のR2Co17型焼結磁石が得られる焼結異方性磁石の製造方法の提供。【構成】 磁性粉として平均粒度1〜5μmとなしたR2Co17型R(Co,Fe,Cu,M)系合金微粉末を用い、これをメチルセルロースと純水との混練物となし射出成形し、真空中の特定昇温速度の脱水処理したのち、焼結、熱処理する。【効果】 処理時の希土類元素(R)との反応を抑制することができ、特に脱バインダー時間の短縮とともに残留炭素量を著しく低減して、磁気特性の劣化防止とともに、射出成形時の成形性を向上させ、三次元的に複雑な形状の焼結異方性磁石が得られる。
請求項(抜粋):
R(Co1-a-b-cFeaCubMc)z (但しRはYを含む希土類元素のうち少なくとも1種以上、MはTi,Zr,Nb,Hf,Mn,Al,Cr,Si,Niのうち少なくとも1種以上、a=0.10〜0.30、b=0.05〜0.30、c=0.001〜0.100、z=6.0〜8.7)で表される合金からなるR2Co17型金属間化合物の平均粒度1〜5μmの微粉末に、所定温度によりゾルーゲル反応を起こす有機バインダーとしてメチルセルロースと水を加えて磁場中で射出成形により成形体となし、該成形体を脱バインダー後に焼結して、焼結体が含有する炭素量を600ppm以下、酸素量7000ppm以下となしたことを特徴とする焼結異方性磁石の製造方法。
IPC (5件):
C22C 33/02 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053 ,  H01F 1/08 ,  H01F 7/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-028302
  • 特開昭60-230957
  • 特開昭62-037302

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