特許
J-GLOBAL ID:200903019718172770

光切断計測用平板状光束投光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269707
公開番号(公開出願番号):特開平5-107037
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 トンネル周壁面などの計測対象物周壁面へ向けて放射状に広がる平板状光束を投射し、計測対象物周壁面に光束を狭い幅に絞り込んだ光パワー密度の高い幅数mm程度の光切断線を生成できる平板状光束投光装置を得る。【構成】 光源として高出力型半導体レーザ2を用い、YZ面内においては、点光源と見なせる半導体レーザ2からのレーザビームをコリメートレンズ3で平行光とした後、円筒面凹レンズ7a及び円筒面凸レンズ7bにより、そのビームの厚みを拡大しこの厚みが拡大されたレーザビームを収束性を与えて円錐状反射鏡6へ導く。XZ面内においては、コリメートレンズ3を通過した発散性を有するレーザビームを円筒面凸レンズ8により収束性を与えて円錐状反射鏡6へ導く。このようになされたレーザビームを円錐状反射鏡6により方向変換してトンネル周壁面Tへ向けて放射状に広がる平板状光束Sとして投射する。
請求項(抜粋):
筒状をなし、その先端側の一部に略全周にわたって光の通過を許す所定幅の光通過用窓部を有するケーシングと、前記ケーシング内の後部に配設された光源と、前記ケーシング内の前記光源の前方に配設され前記光源からの光束を前方へ向かわせる光学手段と、前記光通過用窓部の内側に配設され、前記光学手段からの光束を方向変換して前記光通過用窓部から放射状に広がる平板状光束として投射する円錐状反射鏡とを備え、光切断法により形状計測を行うべき計測対象物の周壁面へ向けて放射状に広がる平板状光束を投射する光切断計測用平板状光束投光装置において、前記光源が、出射光軸が前記ケーシングの軸心線方向であるZ軸方向,レーザビーム出射面から見てpn接合面と平行な方向がX軸方向,レーザビーム出射面から見てpn接合面と垂直な方向がY軸方向となるように配設された半導体レーザとされており、前記光学手段が、前記半導体レーザの前方に配設されこの半導体レーザからのレーザビームが入射されるコリメートレンズと、このコリメートレンズの前方に配設され、YZ面内において前記コリメートレンズにより平行光とされたレーザビームの厚みを拡大し、この厚みが拡大されたレーザビームに収束性を与える一方、XZ面内において前記コリメートレンズを通過した発散性を有するレーザビームに収束性を与える集光レンズ系とにより構成されていることを特徴とする光切断計測用平板状光束投光装置。
IPC (2件):
G01B 11/24 ,  G01C 7/06

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