特許
J-GLOBAL ID:200903019720121474
楽音波形生成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169531
公開番号(公開出願番号):特開平9-022287
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】マルチタスクで並行して実行される他のソフトの動作遅れを防止若しくは軽減することができるCPUを用いた楽音波形生成方法を提供する。【解決手段】CPUがサンプリングクロック毎の波形値を演算して再生部に出力するが、この波形値を128サンプル(1ブロック)分まとめて演算し、この1ブロック分の波形値を128サンプル毎に発生するクロックBCのタイミングに再生部に送信する。また、このときマルチタスクを行っているCPUの処理能力に余裕があれさば次回以後のブロックの波形値を予め演算しておき、サンプルバッファに蓄積記憶しておく。もし、マルチタスクによりCPUが忙しいときには蓄積記憶した波形データを再生部に出力するのみでよいため、並行して実行される他のソフトの動作遅れを防止することができる。
請求項(抜粋):
自動演奏情報に基づいてサンプリングタイミング毎の楽音波形値を算出する波形値演算処理を、演算処理部において他の処理と並行して実行する楽音波形生成方法であって、前記演算処理部の演算能力のうち、現在他の処理に占有されていない余裕分を検出する余裕分検出ステップ、検出された演算能力の余裕分を利用して前記自動演奏情報に基づく波形値演算処理を実行し、前記余裕分に応じた量の楽音波形値を読出タイミングに先行して算出して記憶手段に蓄積記憶する波形値算出ステップ、一定時間毎の読出タイミングに記憶手段の楽音波形値を読み出すことによって楽音波形を生成する楽音生成ステップ、を備えたことを特徴とする楽音波形生成方法。
引用特許: