自動車用シート

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：渡辺昇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-025351
公開番号（公開出願番号）：特開2002-225610
出願日： 2001年02月01日
公開日（公表日）： 2002年08月14日
要約：

【要約】【課題】追突された時にヘッドレストが前方に移動するシートを、簡易かつ安価に製造できるようにする。【解決手段】揺動組立体20が、バックレストの内部フレーム10の上縁部の支持パイプ13aに、揺動可能に支持され、スプリング30により前方へ付勢され、ストッパ35に係止されている。揺動組立体20は、第1ブラケット21と、第2ブラケット22と、荷重受け部材23と、一対の縦パイプ24とを有している。第1ブラケット21は、支持パイプ13aの外周面に接する円弧部21aと、上板部21bと、垂下板部21cとを有している。縦パイプ24は、荷重受け部材23から上方に延び、第1ブラケット21の上板部21bを貫通し、支持パイプ13aに接している。縦パイプ24は、第2ブラケット22を介して第1ブラケット21の垂下板部21cに連結され、その上端開口にヘッドレスト4のステー4aが挿入支持される。

請求項（抜粋）：

(イ)内部フレームを有し、その上縁部が断面円形の支持パイプをなすバックレストと、(ロ)上記バックレスト内に収容され、上記内部フレームの支持パイプを中心にして揺動可能に支持された揺動組立体と、(ハ)上記揺動組立体と上記バックレストの内部フレームとの間に掛け渡され、揺動組立体を前方へ付勢するスプリングと、(ニ)上記バックレストの内部フレームに固定され、上記スプリングに抗して上記揺動組立体を係止することにより揺動組立体を所定位置に保持し、ひいては上記ヘッドレストを所定位置に保持するストッパと、(ホ)下方に延びる左右一対のステーを有し、このステーを介して上記揺動組立体に支持されるヘッドレストと、を備え、上記揺動組立体が、(a)上記支持パイプの外周面に接する円弧部と、この円弧部の上縁に連なってほぼ水平をなす上板部と、この円弧部の下縁に連なって垂下する垂下板部とを有する第1ブラケットと、(b)車両が追突された時に乗員の荷重を受ける荷重受け部材と、(c)荷重受け部材に固定されて上方に延び、上記第1ブラケットの上板部を貫通するとともに上記支持パイプの外周面に接し、上端開口から上記ヘッドレストの一対のステーをそれぞれ挿入させて支持する左右一対の縦パイプと、(d)上記一対の縦パイプに固定された第2ブラケットと、(e)上記一対の縦パイプと第1ブラケットの円弧部とで上記支持パイプを挟んだ状態で、上記第2ブラケットを上記第1ブラケットの垂下板部に連結する連結手段と、を有することを特徴とする自動車用シート。

IPC (3件)：

B60N 2/42 , A47C 7/38 , B60N 2/48

FI (3件)：

B60N 2/42 , A47C 7/38 , B60N 2/48

Fターム (5件)：

3B084DB10 , 3B084DB14 , 3B084DD07 , 3B087CD05 , 3B087DC05

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