特許
J-GLOBAL ID:200903019730463942

湿分検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267534
公開番号(公開出願番号):特開平7-120426
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 湿分の変化を検出することのできる簡便な装置、並びにその装置を利用した蒸気配管等の漏洩部検出装置及びレトルトパウチ等の密封容器のピンホール不良検出装置を提供する。【構成】 コンデンサを形成する電極対1,2の少なくとも一方の電極板2をペルチェ素子3を用いて雰囲気の露点より僅かに高い温度に冷却し、空気中の局所的な湿分の増加による結露を電極板間の静電容量の増加として静電容量検出手段7により検出する。冷却した電極板上に結露した水分は検出を判定された後、ペルチェ素子3による冷却を止めるか又はペルチェ素子に流す電流方向を逆転させて電極板2を加熱することによって速やかに蒸発させ、電極板上から除くことにより、静電容量検出出力の復帰を早め、良い応答性を得る。
請求項(抜粋):
2枚の電極板を対向させた電極対と、前記電極対の少なくとも一方の電極板に吸熱面が接触するように設置したペルチェ素子と、前記ペルチェ素子によって冷却される電極板の温度を検出する温度センサと、雰囲気の露点を検出する露点センサと、前記温度センサによって検出された電極板の温度が前記露点センサによって検出された露点よりも僅かに高い温度となるように前記ペルチェ素子の駆動電流を制御する温度制御手段と、前記電極対の電極板間の静電容量を検出する静電容量検出手段と、前記静電容量検出手段の出力が急激に増大してあらかじめ設定した値を越えた場合に出力を発生する出力発生手段とを含むことを特徴とする湿分検出装置。

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