特許
J-GLOBAL ID:200903019734769361
煙道ガスからの二酸化イオウおよびチッ素酸化物除去方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
朝日奈 宗太 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220121
公開番号(公開出願番号):特開平5-192537
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 煙道ガスからチッ素酸化物を効率的に除去する。【構成】 二酸化イオウの除去のためのカルシウム成分とチッ素酸化物の除去のためのエチレンジアミン四酢酸鉄(II)を含む水性スクラビングスラリーと、煙道ガスとをスクラビングセクションにおいて接触させ、エチレンジアミン四酢酸鉄(II)のエチレンジアミン四酢酸鉄(III)への酸化を抑制するために酸化防止剤をスラリーに加え、エチレンジアミン四酢酸鉄(III)をエチレンジアミン四酢酸鉄(II)に還元するために還元剤をスラリーに加えることからなる、煙道ガスからの二酸化イオウおよびチッ素酸化物の除去方法。【効果】 エチレンジアミン四酢酸鉄(II)の損失が少なく、チッ素酸化物が効率的に除去される。
請求項(抜粋):
スクラビングセクションおよび保持タンクを備える湿式スクラビングユニットのスクラビングセクションにおいて、二酸化イオウの除去のためのカルシウム成分の水性スクラビングスラリーに煙道ガスを接触させることを含んでなり、水性スクラビングスラリーはチッ素酸化物の除去のための促進剤としてエチレンジアミン四酢酸鉄(II)を含み、エチレンジアミン四酢酸鉄(II)の一部は湿式スクラビングユニットにおいて酸化されてエチレンジアミン四酢酸鉄(III)になり、湿式スクラビングユニットから排出される水性スラリーの一部は湿式スクラビングユニットのスクラビングセクションに再循環され、水性スクラビングスラリーの残部は湿式スクラビングユニットから排出されて濃集器に送られ清澄され、濃集器からの清澄化液体は湿式スクラビングユニットに戻される、煙道ガスから二酸化イオウおよびチッ素酸化物を除去する方法であって、水性スクラビングスラリーとの混合のために湿式スクラビングユニットに導入する前に、カルシウム成分の水性スラリーに初期還元剤を添加し、含まれているエチレンジアミン四酢酸鉄(III)の少なくとも主要量をエチレンジアミン四酢酸鉄(II)に転化するために充分な量の更なる還元剤を水性スクラビングスラリーに添加し、湿式スクラビングユニットのスクラビングセクションにおけるエチレンジアミン四酢酸鉄(II)のエチレンジアミン四酢酸鉄(III)への酸化を最少限にするために水性スクラビングスラリーに酸化防止剤を添加し、水性スクラビングスラリーの残部を濃集器に送って濃集器アンダーフローおよび清澄化液体をえ、濃集器からの濃集器アンダーフローを除去し、清澄化液体を湿式スクラビングユニットに戻すことを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭50-096467
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特開昭53-090181
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