特許
J-GLOBAL ID:200903019738014187

熱可塑性重合体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241775
公開番号(公開出願番号):特開平9-087478
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 軽量で、射出成形時の加工性に優れ、外観も良く、更に曲げ弾性率、耐熱性、表面硬度が良好な、自動車用内装部品等の射出成形品に好適な熱可塑性重合体組成物を提供する。【解決手段】(A)成分:MFRが30超過〜60g/10分で、プロピレン単独重合体部分のMFRが50超過〜90g/10分、アイソタクチックペンタッド分率が0.97以上のプロピレン・エチレンブロック共重合体 61〜87重量部(B)成分:融解温度60〜100°C、MFRが3〜10g/10分のエチレン・α-オレフィン共重合体ゴム 5〜15重量部(C)成分:粒径が5μm以下、比表面積が3.5m2 /g以上のタルク 8〜14重量部からなり、(B)成分+(C)成分が13〜25重量部であり、組成物の物性が、MFRが23g/10分以上、曲げ弾性率が20,000kg/cm2 以上、アイゾット衝撃値が5kg・cm/cm以上、ロックウエル硬度が85以上、低温脆化温度が15°C以下である熱可塑性重合体組成物。
請求項(抜粋):
(A)成分: メルトフローレート(230°C、2.16kg荷重)が30超過〜60g/10分で、プロピレン単独重合体部分のメルトフローレート(230°C、2.16kg荷重)が50超過〜90g/10分、アイソタクチックペンタッド分率が0.97以上であるプロピレン・エチレンブロック共重合体 61〜87重量部 (B)成分: 示差走査熱量計による測定で60〜100°Cに融解温度を持ち、メルトフローレート(230°C、2.16kg荷重)が3〜10g/10分であり、α-オレフィンの炭素数が4〜8であるエチレン・α-オレフィン共重合体ゴム 5〜15重量部 (C)成分: 平均粒径が5μm以下であり、比表面積が3.5m2 /g以上であるタルク 8〜14重量部からなり、(A)、(B)及び(C)成分の総重量が100重量部となる様に配合され、かつ上記(B)成分と(C)成分の和が13〜25重量部であって、これらより形成される組成物の物性が、メルトフローレート(230°C、2.16kg荷重)が23g/10分以上、23°Cにおける曲げ弾性率が20,000kg/cm2 以上、アイゾット衝撃値が5kg・cm/cm以上、ロックウエル硬度が85以上、低温脆化温度が15°C以下であることを特徴とする熱可塑性重合体組成物。
IPC (5件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 LLV ,  C08L 53/00 ,  C08L 23:08 ,  C08L 23:20
FI (2件):
C08L 53/00 LLY ,  C08K 3/34 LLV
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ポリプロピレン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-161962   出願人:三井石油化学工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (1件)
  • ポリプロピレン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-161962   出願人:三井石油化学工業株式会社, トヨタ自動車株式会社

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