特許
J-GLOBAL ID:200903019740186076

硫酸マグネシウム排液の処理法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-306273
公開番号(公開出願番号):特開2000-093739
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】水酸化マグネシウムを脱硫剤とする排煙脱硫プラントにおいて廃棄・放流されている、硫酸マグネシウムを多量に含有する排液より水酸化マグネシウムを回収し、処理後液と共に排煙脱硫工程へ循環する技術を確立して、再資源化と環境浄化に資する。【解決手段】硫酸マグネシウムを含有する排煙脱硫排水に、アンモニアを添加して水酸化マグネシウムを生成沈殿せしめ、その後液に石灰乳を加えて硫酸カルシウムとアンモアを生成せしめ、アンモニアは工程内を循環させ、得られた水酸化マグネシウムは本プロセス最終排液によりスラリー化して脱硫プラントへ循環することにより脱硫プラント排水の完全循環を実現し、排水の廃棄・放流をなくした。また硫酸カルシウムは洗浄工程を設けて純度を向上せしめ外販の有利性を高めた。
請求項(抜粋):
硫酸マグネシウムを含有する排液に、排液中の含有マグネシウム量に見合う化学当量以上のアンモニアを、第2工程で回収されたアンモニアを主体とし、不足分は補充的に添加して、排液中のマグネシウムを水酸化マグネシウムとして沈殿させた後濾過分離する第1工程と、第1工程の濾液に石灰乳もしくはその同等物を、その反応性カルシウム量が排液中の硫酸及び亜硫酸イオン量に見合う化学当量以上となる量添加して硫酸カルシウムを晶出させてこれを濾過分離し、かつこの反応により遊離するアンモニアを気体として回収して第1工程へ循環する第2工程よりなる、硫酸マグネシウム排液の処理法。
IPC (5件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C01F 5/20 ,  C01F 11/46 102
FI (5件):
B01D 53/34 125 R ,  C01F 5/20 ,  C01F 11/46 102 A ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 D
Fターム (24件):
4D002AA02 ,  4D002BA02 ,  4D002CA20 ,  4D002DA05 ,  4D002DA06 ,  4D002DA07 ,  4D002DA12 ,  4D002DA26 ,  4D002EA07 ,  4D002FA03 ,  4D002GA02 ,  4D002GA03 ,  4D002GB06 ,  4D002GB09 ,  4D002HA10 ,  4G076AA10 ,  4G076AA14 ,  4G076AB27 ,  4G076BA15 ,  4G076BA29 ,  4G076BA43 ,  4G076BC02 ,  4G076BE11 ,  4G076CA02

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