特許
J-GLOBAL ID:200903019742922110

車両のアンチスキツドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245978
公開番号(公開出願番号):特開平5-085333
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】ABS制御が終了する頃にアクセルペダルが踏込まれた場合の疑似車体速の上昇を防止し、各車輪に充分な制動圧を付与できるようにする。【構成】全車輪11〜14の車輪速に基づいて疑似車体速を設定しこの疑似車体速と各車輪速とに基づいて制動圧調節手段を制御する制御手段34を設けて、各車輪11〜14が所期の減速度若しくはスリップ率で減速するように車輪制動圧の低減を制御する。一方、上記車両の従動輪11,12の車輪速差が少ない状態が所定時間継続したときに、上記制御手段34に対して上記疑似車体速の設定を従動輪11,12の車輪速のみで行なわしめる車体速切換手段41を設け、アクセルペダルが踏まれて駆動輪13,14の車輪速が上昇しても疑似車体速が上昇しないようにする。
請求項(抜粋):
車両の各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、各車輪の制動圧を調節する制動圧調節手段と、上記車輪速検出手段により検出される全車輪の車輪速のうちの最高車輪速に基づいて疑似の車体速を設定し、この疑似車体速と上記車輪速検出手段によって検出される各車輪速とに基づいて各車輪が目標とする減速度で減速するよう若しくは目標とするスリップ率で減速するよう、駆動輪の制動圧と従動輪の制動圧とを互いに独立させ且つ左右の従動輪の制動圧についても互いに独立させて上記制動圧調節手段により制御する制御手段とを備えた車両のアンチスキッドブレーキ装置であって、上記車輪速検出手段により検出される左右の従動輪の車輪速に基づいて、該左右の従動輪の車輪速差を求める車輪速差演算手段と、上記車輪速差演算手段により求められた車輪速差が所定値以下の少差の状態が所定時間T1 継続したときに、上記制御手段に以後の疑似車体速を左右の従動輪の車輪速のみに基づいて設定せしめる車体速切換手段とを備えていることを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭64-022664
  • 特開平2-306868
  • 特開昭60-209355
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