特許
J-GLOBAL ID:200903019746679392

位相差補償フィルム、複合偏光板、偏光板、液晶表示装置及び位相差補償フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-169850
公開番号(公開出願番号):特開2005-004095
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】本発明は、一枚で充分に大きなリタデーションRe 、Rthを有しており、液晶表示装置の視野角依存性やコントラストを改善することができる位相差補償フィルムを提供する。【解決手段】本発明の位相差補償フィルムは、長尺状の環状オレフィン系樹脂フィルムをその幅方向に延伸してなる横延伸フィルムを、その長さ方向に延伸して得られる位相差補償フィルムであって、幅方向に延伸された環状オレフィン系樹脂フィルムの正面複屈折の絶対値|nx -ny |が所定範囲であると共に、面内のリタデーションRe 及び厚み方向のリタデーションRthが所定条件を満たすので、液晶セルを通過して楕円偏光となった光を光学的に効果的に補償することができ、この位相差補償フィルムを用いることによって、コントラスト及び視野角が大きく改善された液晶表示装置を得ることができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
長尺状の環状オレフィン系樹脂フィルムをその幅方向に延伸してなる横延伸フィルムを、その長さ方向に延伸して得られる位相差補償フィルムであって、横延伸フィルムの正面複屈折の絶対値|nx -ny |が0.001〜0.006であるとともに、面内のリタデーションRe 及び厚み方向のリタデーションRthが式1ないし式3の条件を満たすことを特徴とする位相差補償フィルム。 10nm≦Re ≦200nm・・・式1 50nm≦Rth≦400nm・・・式2 Rth/d+2×Re /d≧0.004・・・式3 (但し、nx はフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、ny はフィルム面内の進相軸方向の屈折率、nz はフィルムの厚み方向の屈折率、d(nm)はフィルムの平均厚みを示す。)
IPC (3件):
G02B5/30 ,  B29C55/12 ,  G02F1/13363
FI (3件):
G02B5/30 ,  B29C55/12 ,  G02F1/13363
Fターム (28件):
2H049BA02 ,  2H049BA04 ,  2H049BA06 ,  2H049BA27 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB43 ,  2H049BB48 ,  2H049BB50 ,  2H049BB62 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091HA07 ,  2H091LA17 ,  2H091LA19 ,  4F210AA12 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AR12 ,  4F210QA02 ,  4F210QC06 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QW06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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