特許
J-GLOBAL ID:200903019746905562

高圧配電線の地絡故障原因判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002972
公開番号(公開出願番号):特開平6-217451
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 高圧配電線の地絡故障の原因を判定するための簡便な方法を提供することにより、配電線の保守点検業務の簡素化及び確実化を図る。【構成】 模擬高圧配電線を用いて故障要因別に各々多数のVo 及びIo 波形をサンプルとして収集し(ステップS1)、収集した各々のサンプル波形を所定次数までFFT解析する(ステップS2)。故障要因別かつ高調波含有率の分布パターンの似通ったグループ毎に、FFT解析で得た高調波含有率の次数毎の平均値をそれぞれ求めたうえ該平均値の総和をそれぞれ求め(ステップS3)、故障要因別に該総和の最大値と最小値とをグラフ化しておく(ステップS4)。このグラフを利用して、判定対象としての実際の高圧配電線における地絡故障の原因を判定する(ステップS5〜S8)。
請求項(抜粋):
原因が判明している多数回の地絡故障時の零相電気量の波形について高調波含有率をそれぞれ所定次数まで求め、故障要因別かつ高調波含有率の分布パターンの似通ったグループ毎に、前記高調波含有率の次数毎の平均値をそれぞれ求めたうえ該平均値の総和をそれぞれ算出し、該算出した総和の最大値と最小値とを故障要因別にそれぞれ保持しておく準備工程と、判定対象としての地絡故障の際の零相電気量の波形について高調波含有率を前記所定次数まで求め、該求めた次数毎の高調波含有率の総和を算出し、該算出した総和が前記故障要因別の最大値と最小値との間に入るか否かに応じて前記判定対象としての地絡故障の原因を判定する判定工程とを備えたことを特徴とする高圧配電線の地絡故障原因判定方法。
IPC (3件):
H02H 3/34 ,  H02H 3/52 ,  H02H 7/22

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