特許
J-GLOBAL ID:200903019747533235

サイドローブキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-138389
公開番号(公開出願番号):特開平7-321535
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ダイバーシチ合成用アンテナを新たに設置することなく、サイドローブキャンセラ用の補助アンテナを共用して干渉波除去とダイバーシチ合成とを同時に行うサイドローブキャンセラを提供することを目的とする。【構成】 補助アンテナ1021〜102Nをアップルバウムアレイプロセッサ103と共用するサブアレイプロセッサ1051〜105Nは、希望波に関して空間ダイバーシチ受信を行う。適応整合フィルタ109はそのタップ係数を伝送系インパルス応答の時間反転複素共役とすることにより、SNR(信号対雑音比)を最大化する。合成器110は、適応整合フィルタ109より得られる主アンテナ・ブランチ側からの希望波と、合成器108より得られる補助アンテナ・ブランチ側からの希望波とを合成することにより、両者の最大比合成を行う。適応等化器111は合成器110よりの信号の符号間干渉を除去する。
請求項(抜粋):
希望波を受信する主アンテナ及び複数の補助アンテナと、該補助アンテナの各受信信号から干渉波除去用信号を得る適応アレイ手段と、該適応アレイ手段の出力信号を前記主アンテナの受信信号から減算し、その減算結果を該適応アレイ手段に帰還して該適応アレイ手段の重み係数を適応修正する減算器と、該減算器の出力減算結果を入力信号として受け、信号対雑音比を最大化する適応整合フィルタと、前記複数の補助アンテナの各受信信号から該補助アンテナに到来するマルチパス波に対してアンテナパターンを形成するM個のサブアレイプロセッサと、該M個のサブアレイプロセッサのうち第i番目(ただし、i=1,2,...,M)のサブアレイプロセッサの出力信号を時間(i-1)×τだけ遅延する遅延素子と、第1番目のサブアレイプロセッサの出力信号と該遅延素子の出力信号をそれぞれ合成する第1の合成器と、該第1の合成器の出力信号と前記適応整合フィルタの出力信号とをそれぞれ合成する第2の合成器と、該第2の合成器の出力信号を入力信号から符号間干渉を除去して判定データ信号を生成し、該判定データ信号を前記適応整合フィルタへ帰還して該適応整合フィルタのタップ係数を適応修正する適応等化器と、該判定データ信号を時間(M-i)×τだけ遅延して第i番目の前記サブアレイプロセッサに帰還し、該第i番目のサブアレイプロセッサの重み係数の適応修正を行わせる遅延手段とを有することを特徴とするサイドローブキャンセラ。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  G01S 7/02 ,  H01Q 21/29

前のページに戻る