特許
J-GLOBAL ID:200903019755510759

誘導加熱調理器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146207
公開番号(公開出願番号):特開平8-017564
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 電流ヒューズをプリント基板に配設したインバータ回路の部品よりも高い位置に設けることにより、電流ヒューズの溶断後において電流ヒューズを接続したプリント基板のパターン部分が液状侵入物によって短絡状態になるのを防ぐ。【構成】 商用電源1に電流ヒューズ2を介して整流回路を接続し、整流回路に平滑用のコンデンサ3,加熱コイル4,共振コンデンサ5,スイッチング素子6からなるインバータ回路を接続し、インバータ回路を構成する各部品をプリント基板7に配設し、各部品の端子をプリント基板7に形成したパターンに接続し、パターン8,9の間に延設された制御電極パターンをスイッチング素子6のベース端子に接続している。そして、プリント基板7の上方に電流ヒューズ2を配設した電流ヒューズ用プリント基板12を配設している。
請求項(抜粋):
商用電源に接続された整流回路に、コンデンサ,加熱コイル,該加熱コイルへの通電を制御する制御電極を有したスイッチング素子等からなるインバータ回路を接続し、該インバータ回路のスイッチング素子の制御電極に信号を与えることにより該スイッチング素子をオン・オフさせ、上記加熱コイルに高周波電流を通電し調理鍋を電磁誘導加熱するようにした誘導加熱調理器において、上記インバータ回路を配設したプリント基板に設けられたスイッチング素子の制御電極を接続するための制御電極パターンを、煮汁,水等の液状侵入物により上記スイッチング素子の制御電極がインバータ回路の高電圧側や交流電源と短絡するようにプリント基板のパターン間に延設し、上記煮汁,水等の液状侵入物により上記スイッチング素子が上記インバータの高電圧側や交流電源と短絡し該スイッチング素子が破壊して流れる過電流により溶断して上記直流電源への電力供給を遮断する電流ヒューズを電流ヒューズ用プリント基板に配設し、該電流ヒューズ用プリント基板を上記プリント基板の上方に配設したことを特徴とする誘導加熱調理器。

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