特許
J-GLOBAL ID:200903019756534600

音質評価装置および音質評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035853
公開番号(公開出願番号):特開平10-232163
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 騒音の構成音である重苦しい音を評価する装置において、音の評価を精度良くし、心理的なうるささとの対応を容易にすることを目的とする。【解決手段】 評価対象音取得手段1にて取得した騒音を周波数分析手段2にて周波数分析する。ここで、騒音源に応じて、周波数領域分割手段3にて周波数領域を分割し、それぞれの周波数領域にて、評価精度を上げるために衝撃音除去手段4にて純音成分をあらかじめ除去しておく。その後、近似演算手段5において、周波数対数軸における周波数分析波形を複数の直線によって近似し、そこで得られた領域の音を物理量算出手段7にて評価する。また、直線によって近似された周波数分析波形を人工音作成手段6によって再現し、その再現された音を物理量算出手段7で評価することにより、他の構成音の影響を受けることなく、重苦しい音のみを評価することができる。
請求項(抜粋):
騒音を構成している構成音の中で重苦しい音として認識される低周波ランダムノイズを評価する音質評価装置において、評価対象とする音を採取して電気信号に変換する評価対象音取得手段と、前記電気信号を周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数分析手段により周波数分析したときの周波数と音圧レベルとの関係を周波数対数軸に対して直線で近似した領域を算出する近似演算手段と、直線で近似された領域の周波数特性から音の物理量を算出する物理量算出手段と、を備えていることを特徴とする音質評価装置。
IPC (4件):
G01H 3/08 ,  B41J 29/08 ,  G01H 17/00 ,  G03G 21/00 530
FI (4件):
G01H 3/08 ,  B41J 29/08 Z ,  G01H 17/00 C ,  G03G 21/00 530

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