特許
J-GLOBAL ID:200903019766501158

サイトカインにより媒介される炎症性状態の治療のためのピルベートおよび/またはその誘導体の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  橋本 一憲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-573009
公開番号(公開出願番号):特表2004-528307
出願日: 2002年03月15日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
本発明は、サイトカインにより媒介される炎症状態を治療するために、α-ケトアルカン酸(ピルベート)および/またはその誘導体の化合物を含む治療用組成物を使用する方法に関する。化合物はα-ケトアルカン酸、α-ケトアルカン酸の生理学的に許容される塩、α-ケトアルカン酸のエステル、またはα-ケトアルカン酸のアミドである。生理pH値でエステルのエノール共鳴型を誘導し、安定化するための成分についても開示する。サイトカインにより媒介される炎症状態は、例えば、炎症の「早期」(腫瘍壊死因子(TNF)、インターロイキン-1β)または「遅発」(高移動度群B-1(HMGB-1))媒介物質により媒介される。サイトカインにより媒介される例示的な炎症状態としては、局所および全身性炎症、炎症性腸疾患(クローン病および潰瘍性大腸炎)、慢性関節リウマチ、喘息(喘息発作重積状態を含む)、敗血症または敗血症性ショックが挙げられ、さらに炎症性の皮膚状態、例えば、乾癬または湿疹が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
請求項(抜粋):
サイトカインに媒介される炎症状態を患う患者を治療するための、 (a)サイトカインにより媒介された炎症状態を患う患者を提供する段階と、 (b)該患者に、α-ケトアルカン酸化合物を含む有効量の組成物を投与し、化合物が薬学的に許容される不活性担体物質中に溶解されたエα-ケトアルカン酸、生理学的に許容されるα-ケトアルカン酸の塩、α-ケトアルカン酸のエステル、またはα-ケトアルカン酸のアミドである段階と、 を含む治療方法。
IPC (11件):
A61K31/22 ,  A61K31/16 ,  A61K31/19 ,  A61K47/02 ,  A61P1/04 ,  A61P7/00 ,  A61P11/06 ,  A61P17/00 ,  A61P17/06 ,  A61P19/02 ,  A61P29/00
FI (12件):
A61K31/22 ,  A61K31/16 ,  A61K31/19 ,  A61K47/02 ,  A61P1/04 ,  A61P7/00 ,  A61P11/06 ,  A61P17/00 ,  A61P17/06 ,  A61P19/02 ,  A61P29/00 ,  A61P29/00 101
Fターム (25件):
4C076CC04 ,  4C076CC07 ,  4C076CC15 ,  4C076CC16 ,  4C076CC18 ,  4C076DD23 ,  4C076FF63 ,  4C206AA02 ,  4C206DB03 ,  4C206DB41 ,  4C206DB43 ,  4C206GA01 ,  4C206GA21 ,  4C206GA22 ,  4C206MA01 ,  4C206MA04 ,  4C206NA14 ,  4C206ZA51 ,  4C206ZA59 ,  4C206ZA68 ,  4C206ZA89 ,  4C206ZA96 ,  4C206ZB07 ,  4C206ZB11 ,  4C206ZB15
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭57-039260
  • 紙塗被装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-528585   出願人:フォイト・ズルツァー・パピーアマシーネン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
  • ピルビン酸エステル組成物ならびに虚血および再灌流の事象後の蘇生のための使用法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-527792   出願人:キサンタスライフサイエンシズ,インコーポレイテッド, ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター,インコーポレイテッド
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引用文献:
審査官引用 (5件)
  • CRESTANELLO,J.A. et al, Pyruvate improves myocardial tolerance to reperfusion injury by acting as an
  • DEBOER,L.W. et al, Pyruvate enhances recovery of rat hearts after ischemia and reperfusion by preven
  • GHANDOUR, MA et al, J Indian Chem Soc, 1988, Vol.65, No.10, p.716-8
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