特許
J-GLOBAL ID:200903019769136604

可溶性ポリイミド樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325014
公開番号(公開出願番号):特開平6-172525
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物aモルと3,3',4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物bモルとを酸成分とし、2,2-ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)プロパンcモルと、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼンとジメチルフェニレンジアミンの群から選ばれた1種類または2種類のジアミンdモルと、α,ω-ビス(3-アミノプロピル)ポリジメチルシロキサンeモルとをアミン成分とし、得られるポリイミド樹脂の分子末端を酸無水物fモルあるいは芳香族アミンgモルでエンドキャップし、かつfまたはgのうちどちらか一方は0である割合で両成分を反応させてイミド閉環せしめた有機溶剤に可溶なポリイミド樹脂。【効果】 耐熱性と成形加工性に優れたポリイミド樹脂を得ることができ、特に高信頼性と耐熱性を要求するエレクトロニクス用材料として工業的に極めて利用価値が高い。
請求項(抜粋):
3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物aモルと3,3',4,4'-ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物bモルとを酸成分とし、2,2-ビス(4-(4-アミノフェノキシ)フェニル)プロパンcモルと、1,3-ビス(3-アミノフェノキシ)ベンゼンとジメチルフェニレンジアミンの群から選ばれた1種類または2種類のジアミンdモルと、α,ω-ビス(3-アミノプロピル)ポリジメチルシロキサンeモルとをアミン成分とし、該ポリイミド樹脂の分子末端を一般式(1)で表される酸無水物fモルまたは一般式(2)で表される芳香族アミンgモルでエンドキャップし、a、b、c、d、e、f、gのモル比が 0.5 ≦ a/(a+b+0.5f)≦ 0.8、0.2 ≦ b/(a+b+0.5f)≦ 0.5、0.01 ≦ f/(a+b+0.5f)≦0.05、0.01 ≦ g/(c+d+e+0.5g)≦0.05、0.05 ≦e/(c+d+e+0.5g)≦ 0.5 かつfまたはgのうちどちらか一方は0である割合で両成分を反応させてイミド閉環せしめた有機溶剤に可溶なポリイミド樹脂。【化1】(式中、Xは【化2】のうちから選ばれた少なくとも1種類の基)【化3】(式中、Yは水素原子、あるいはメチル、エチル、プロピル、ブチル、フェニル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、もしくはフェノキシ基のうちから選ばれた少なくとも1種類の基)
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-091125
  • 特開平2-091124

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