特許

J-GLOBAL ID：200903019770983370

磁気浮上密度計

発明者： 粥川 洋平 ,  藤井 賢一 ,  狩野 祐也 ,  佐藤 春樹
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-269039
公開番号（公開出願番号）：特開2006-084311
出願日： 2004年09月15日
公開日（公表日）： 2006年03月30日
要約：

【課題】 磁気浮上密度計において、精密な密度測定を可能とする。【解決手段】 密度が異なり体積が共に既知である第1おもり21と第2おもり23の底部には、支持部材係止段部44を突出しており、電磁石18により吸引される永久磁石36を上端に固定した荷重交換部材33の第1おもり支持部材37と第2おもり支持部材34によって、いずれか一方のおもりのみ支持可能とし、また荷重交換部材33と永久磁石36の風袋のみの支持も可能とする。荷重交換部材33の位置はポジションセンサ28により検出し、アクチュエータ17によって上下動してゼロパワー制御で安定する位置に保持する。荷重交換部材33はアクチュエータ17の回転により、おもり等の支持状態を変え、永久磁石36の浮上位置が変化しないように風袋秤量位置と第1おもり秤量位置、及び第2おもり秤量位置で電子天秤により秤量を行い、流体に作用する磁気力補正して精密な密度測定を行う。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

密度が異なり体積が共に既知である2個のおもりと、 前記2個のおもりを測定流体中で載せかえ、或いはおもりを載せない状態とする荷重交換部材と、 荷重を測定するための電子天秤と、 前記荷重交換部材のみ、或いはいずれかのおもりを含んだ荷重を前記電子天秤に非接触に伝播させるための磁気浮上機構と、 前記荷重交換部材の浮上位置と荷重交換を制御するアクチュエータとを備え、 おもりを載せない風袋計測位置と、1つのおもりのみを載せた第1密度計測位置と、他のおもりのみを載せた第2密度計測位置とを任意に設定して前記電子天秤により秤量を行うことを特徴とする磁気浮上密度計。

IPC (1件)：

G01N 9/04

FI (1件)：

G01N9/04