特許
J-GLOBAL ID:200903019784292019
平面バンドパスフィルタ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330521
公開番号(公開出願番号):特開平10-173405
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 高周波領域で用いられる平面バンドパスフィルタにおいて、低損失で良好なスプリアス特性を有する平面型フィルタの提供を目的とする。【解決手段】 無負荷Qの高い平面型共振器101を段間共振器とすることで、低損失なバンドパスフィルタが構成できる。フィルタの入出力段には伝送線路型共振器102、103を用いる。伝送線路型共振器と平面型共振器の基本共振周波数は同じだが、高次のスプリアス共振周波数は一般に異なるため、スプリアス共振周波数における通過は抑圧される。外部回路との入出力結合を伝送線路型共振器に対するタップ結合とすることで、設計が容易で、広範な外部Q値をパターンのみで実現でき、広範な帯域特性が実現可能な構成となる。平面型共振器に不連続部106を設けてデュアルモード動作させることで、多段フィルタをより小形に構成できる。
請求項(抜粋):
線路形状の2つの伝送線路型共振器と、無負荷Qの高い平面型共振器と、前記伝送線路型共振器と前記平面型共振器により構成される多段フィルタへの信号の入出力を行う2つの入出力伝送線路を具備し、前記伝送線路型共振器と前記平面型共振器はフィルタの中心周波数とほぼ同じ周波数で共振し、前記伝送線路型共振器は前記多段フィルタの初段及び最終段の共振器として用いられ、前記平面型共振器は前記多段フィルタの初段及び最終段以外の段間の共振器として用いられ、前記伝送線路型共振器と前記平面型共振器は電界結合または磁界結合し、前記多段フィルタの入出力結合は前記入出力伝送線路と前記伝送線路型共振器との間のタップ結合により実現されていることを特徴とする平面バンドパスフィルタ。
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