特許
J-GLOBAL ID:200903019785382500

コイルボビンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189057
公開番号(公開出願番号):特開平9-047007
出願日: 1995年07月25日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 コイル収納空間内等へ確実に樹脂材を行き渡らせることができ、かつバリの除去作業を要しない。【解決手段】 アウタコア2Bの板面下方にゲート44が設けられて樹脂材3が射出供給される。インナコア1Aの磁極11には上型41の位置決め突起411が当接して上方への変位が規制されている。したがって、高圧の樹脂材を成形型の型空間に射出しても、インナコアが変位することはなく、ショートモールドを生じない。また、コイル収納空間にバリを生じないからバリ除去作業は不要である。
請求項(抜粋):
リング板の内周縁に該リング板の板面と直角に屈曲する複数の磁極(11、21)を形成したインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の各一対を備え、前記インナコア(1A、1B)の各磁極(11)と前記アウタコア(2A、2B)の各磁極(21)を周方向へ交互に位置させて互いのインナコア(1A、1B)の板面が接するように重ねて配設し、これらインナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の全体を樹脂材(3)で覆って略筒状に一体化して、筒内周に前記磁極(11、21)を露出させるとともに、筒外周の前記インナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の間に、径方向外方へ開放するU字断面のコイル収納空間(S1、S2)をそれぞれ形成したコイルボビンの製造方法であって、成形型(4)内に重ねて挿置した前記インナコア(1A、1B)とアウタコア(2A、2B)の各一対に対して、それぞれ各アウタコア(2A、2B)の板面外方より樹脂材(3)を射出供給するようにしたことを特徴とするコイルボビンの製造方法。
IPC (2件):
H02K 37/14 535 ,  H02K 37/14
FI (2件):
H02K 37/14 535 B ,  H02K 37/14 535 X

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