特許
J-GLOBAL ID:200903019789762234

材料吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059084
公開番号(公開出願番号):特開平5-086593
出願日: 1992年02月12日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 通路壁キャリアに対して曲げのモーメントを引起すことなく、シリンダ装置の支持力を通路壁キャリアに伝達できる材料吐出装置を提供する。【構成】 固定通路壁22及び可動通路壁26により画定される装置の左右幅方向に延在する出口通路4を有する製紙機械の材料吐出装置。可動通路26は通路壁キャリア16を有しており、該キャリアとキャリア支持体31との間に、出口通路4の圧力に対抗するべく圧力支持体32が介設されている。シリンダー装置13は、一方に於て、固定された装置ハウジング24、28に、他方に於てキャリア支持体16にそれぞれ傾動自在に連結されている。通路壁キャリア16の両端壁17、18にはボール継手19が設けられており、その中心が、通路の左右幅KBの両端壁を通過する面内に位置している。シリンダ装置13は、C字形のスピンドルヘッドを介してボール継手19に連結されている。
請求項(抜粋):
繊維質懸濁液から、特に帯状紙等の繊維質帯状体を製造するための装置に用いられる材料吐出装置であって、(a)下流端にて出口空隙23を画定するように、流れの方向に対して互いに収束する2枚の通路壁22、26により画定された所定の通路幅KBを有する供給通路4を有し、(b)前記通路壁の1つ26が、例えばその上流端が軸線27の回りを傾動し得るように支持されることをもって可動にされており、かつ該通路壁に作用する懸濁液の圧力に対抗する支持力Sを発生するシリンダ装置13により、前記出口空隙23の空隙の開口幅を調節可能とし、(c)前記可動通路壁26が、箱状の通路壁キャリア16を有しており、該キャリアとキャリア支持体31との間にて装置の全幅に亘って延在する圧力支持体32が介設されており、該圧力支持体により、通路壁26に作用する繊維質懸濁液の圧力に対抗する支持力Sを発生するようになっており、(d)前記通路壁キャリア16の両端壁17のそれぞれに継手19が設けられており、該継手が少なくとも2つの自由度を有しており、その中心Mが、通路の左右幅KBの両端の面内に位置しており、更に前記シリンダ装置13が、これらの継手19を介して通路壁キャリア16に対する支持力を加えるようにしたことを特徴とする材料吐出装置。

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