特許
J-GLOBAL ID:200903019797267951

鋳鉄の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038353
公開番号(公開出願番号):特開平6-248318
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 溶解材料を装入して鋳鉄を製造するアーク炉の操業において,溶湯の化学成分や溶湯温度の均一化を図って溶け残りを排除するとともに,製造工程を短縮して溶解コストを低減し,かつ,歩留りを向上して生産性を上げ,製品成分精度の高いバラツキのない良好な製品を得ることを目的とする。【構成】 溶解材料をアーク炉10へ装入してアーク電極13の通電によって溶解・加熱・昇温を行なうとともに,溶湯温度が1420°Cに達したときアーク炉10の溶湯P内に酸素吹精を開始し,溶湯温度が1500°C以上に達したときに酸素吹精を停止して除滓を行なうとともに溶湯Pの化学成分を分析し,簡易取鍋精錬炉30へ溶湯Pを移して不活性ガス注入による撹拌を行ないつつ成分調整を行なう。
請求項(抜粋):
鋼屑,戻り屑,ダクタイル銑等の溶解材料をアーク炉へ装入してアーク電極の通電によって溶解・加熱・昇温を行なうとともに,溶湯温度が1420°Cに達したときにアーク炉の溶湯内に酸素吹精を開始し,溶湯温度が1500°C以上に達したときに酸素吹精を停止して除滓を行なうとともに溶湯の化学成分を分析し,該溶湯を簡易取鍋精錬炉へ移した後,所望の目標化学成分となるよう副資材を添加して不活性ガス注入による撹拌を行ないつつ成分調整を行なう鋳鉄の製造方法。

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