特許
J-GLOBAL ID:200903019801794279

光相互接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192652
公開番号(公開出願番号):特開平6-194539
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】光相互接続装置の製造プロセスのばらつきに起因する格子導波体内の位相エラーを低減すること及びベンド損失を増加することなく導波体ベンドのベンド半径がさらに小さくできるようにするためにベンド損失を低減する。【構成】 本発明の目的はプレーナ導波体の湾曲を本質的に基本モードのみが許容できる最大の損失にて伝播することを確保するために必要とされる臨界値にできるだけ接近させることによって達成される。また、プレーナ導波体の幅が光信号の基本モードが湾曲の内側エッジから離れるように変位し、従って、湾曲の外側エッジに沿って集中するようにするために十分に大きくされる。これによって、基本モードは結果としてベンドの外側エッジの付近内を伝播し、この伝播定数が結果として導波体の幅に依存しないようになる。結果として、製造エラーに起因するプレーナ導波体の幅の変動は損失に寄与しなくなり、また、ベンドの内側エッジの所においてはフィールド強度が小さいために、このエッジからの散乱に起因する損失は無視できる。
請求項(抜粋):
光相互接続装置であって、この装置が:複数の入力ポートから第一の焦点に向かって径方向に向けられた第一の複数の入力導波体;前記の複数の入力導波体に接続された入力を持つ第一の星形結合器;径方向に第二の焦点に向けられ、前記の第一の星形結合器の出力に接続された第一の複数の出力導波体;前記の第一の複数の出力導波体に接続された入力を持つ複数の等しくない長さの導波体から構成される光格子;及び径方向に第三の焦点に向けられ、前記光格子の出力に接続された第二の複数の入力導波体を含み、前記光格子の前記導波体が【数1】よりも小さくない幅wを持ちここで:λは導波体内の信号の基本モードの周波数を表わし、nは導波体のコアの有効屈折率を表わし、そしてΔne はコアとクラディングとの間の有効屈折率の差を表わし、この装置がさらに:そのサイズが光信号の基本モード以上のモードを結果として遮断するような半径を持つベンド;前記第二の複数の入力導波体の出力に接続された入力を持つ第二の星形結合器;及び複数の出力ポートから第四の焦点に向かって径方向に向けられ、前記第二の星形結合器の出力に接続された第二の複数の出力導波体を含み;前記第一及び第二の焦点が前記第一及び第二の星形結合器から所定の距離だけ離れた所に位置され、そして前記第三及び第四の焦点が前記第二の星形結合器から所定の距離だけ離れた所に位置されることを特徴とする光相互接続装置。

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