特許
J-GLOBAL ID:200903019802011316

インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041482
公開番号(公開出願番号):特開平8-230184
出願日: 1995年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】振動板への圧電素子構成を合理化して歩留り率向上とコスト低減を図る。【構成】基板21には、その一方の表面にインクノズル23と、インク加圧室24と、インク供給路25との5組が一つのインク溜め26に連通してなる溝の一対が、相対する形で彫り込まれる。インク供給路25・インク溜め26間にフィルタ流路27が設けられる。基板21に溝を覆う形で、振動板30が接合される。この振動板30の外側の表面に、インク加圧室24の全てを覆う形で共通電極31が被着され、この共通電極31に、ほぼ同形の平板状の圧電素子32が熱硬化性接着剤によって接合される。圧電素子32には、その上面に共通に上部電極33が被着される。この上部電極33と圧電素子32の表層部とは、各インク加圧室24に対応する矩形領域を分割形成するように、分割溝34がマトリックス状に切られる。
請求項(抜粋):
インクノズル、インク加圧室、インク供給路およびインク溜めが連通してなる溝を有する基板と;この基板に溝を覆う形で接合される振動板と;この振動板の基板とは逆側の表面に、インク加圧室の全てに対応する形で被着される共通電極と;この共通電極上に接合され、この共通電極とは逆側の表面に共通な上部電極を被着し、かつ各インク加圧室に対応する領域を分割する形で、上部電極を含む表層部に分割溝を形成する共通な圧電素子と;を備えることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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