特許
J-GLOBAL ID：200903019810087836
非磁性PC鋼線およびその製造方法
発明者：
,
,
,
出願人/特許権者：
,
代理人 (1件)：
大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-349530
公開番号（公開出願番号）：特開平6-212358
出願日： 1992年12月28日
公開日（公表日）： 1994年08月02日
要約：
【要約】【目的】 本発明は非磁性を要求されるコンクリート構造物、例えば超伝導磁気浮上式鉄道の軌道構造物に適用でき、従来の非磁性PC鋼線に比べ、耐食性および耐応力腐食割れ特性に優れたPC鋼線およびその製造方法を提供する。【構成】 重量%でC:0.1%未満、Si:2%以下、Mn:5〜15%、Cr:13〜20%、Ni:3〜10%、N:0.1〜0.5%を基本成分とし、下記式(1)から計算されるNieqが15以上であり、残部Feおよび不可避的不純物元素からなる鋼において、冷間で伸線することによりその金属組織が加工組織を呈し、ビッカース硬度で400以上の硬さを有する耐食性および耐応力腐食割れ特性に優れた非磁性PC鋼線。900〜1200°Cで固溶化熱処理後、毎分50°C以上の平均冷却速度で冷却し、断面減少率で30%以上冷間伸線し、その後200〜600°Cでブルーイング処理することからなる上記PC鋼線の製造方法。 Nieq=Ni%+0.5〔Mn%〕+30〔C%+N%〕 (1)
請求項（抜粋）：
重量%で、C:0.1%未満、Si:2.0%以下、Mn:5〜15%、Cr:13〜20%、Ni:3〜10%、N:0.1〜0.5%を基本成分とし、下記(1)式で表されるNieqが15以上を満足し、残部はFeならびに不可避的不純物元素からなる鋼において、冷間で伸線することによりその金属組織が加工組織を呈し、ビッカース硬度で400以上の硬さを有する耐食性および耐応力腐食割れ特性に優れた非磁性PC鋼線。 Nieq=Ni%+0.5〔Mn%〕+30〔C%+N%〕 (1)
IPC (3件)：
C22C 38/00 302
, C21D 8/06
, C21D 9/52 103
