特許
J-GLOBAL ID:200903019811173850
アンチロックブレーキ制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-309100
公開番号(公開出願番号):特開平11-139289
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 2つの車輪間の非干渉化を図る。【解決手段】 ABS制御部10は、制御バルブ52c、52dを制御して、左右の駆動輪に対するブレーキ力各々を、波形位相差90°で、微小励振する。車輪速センサ50c、50dは、左右の駆動輪の車輪速信号ω3 ,ω4 を検出する。位相補正部33は、微小励振されたときの車輪速信号ω3 ,ω4 各々に基づいて、左右の駆動輪間の干渉率、左右の駆動輪の車輪速ゲイン比を演算し、干渉率及びゲイン比に基づいて干渉ゲインを推定し、推定した干渉ゲインを用いて、車輪速信号ω3 ,ω4 各々を、波形位相差90°となるように補正する。微小ゲイン演算部22c、22dは、補正されたω3 ,ω4 に基づいて微小ゲインGd3,Gd4を演算し、ABS制御部10は、微小ゲインGd3,Gd4に基づいて、平均的なブレーキ力を制御する。
請求項(抜粋):
各々振動すると相互干渉する2つの車輪に対するブレーキ力各々を、該2つの車輪の相互干渉が低減する予め定められた波形位相差で、微小励振する微小励振手段と、前記2つの車輪の車輪速各々を検出する検出手段と、前記微小励振手段により微小励振されたときの前記検出手段により検出された車輪速各々に基づいて、前記2つの車輪間の干渉率と、前記2つの車輪の車輪速のゲイン比と、を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された干渉率及びゲイン比に基づいて、前記2つの車輪間の干渉ゲインを推定する推定手段と、前記推定手段により推定された干渉ゲインを用いて、前記検出手段により検出された車輪速各々を、一方の車輪速における他方の車輪振動による干渉成分が小さくなるように、補正する補正手段と、前記補正手段により補正された車輪速の振動特性の変化に基づいて、平均的なブレーキ力を制御する制御手段と、を備えたアンチロックブレーキ制御装置。
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