特許
J-GLOBAL ID:200903019823737589

クラッチのショックトルク防止用バルブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117018
公開番号(公開出願番号):特開平6-330961
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 作動液の粘度及び速度等の影響を受けずに、安定した絞り面積を容易に確保できるクラッチのショックトルク防止用バルブ装置の提供を目的とする。【構成】 ハウジング21と、シリンダ空間24内の第1室40と第2室41とを連通して絞りを形成する絞り連通路27aを有するバルブ部材27と、バルブ部材を第1室と第2室とを遮断する方向に付勢する第1スプリング26と、第1スプリングと逆方向にバルブ部材を付勢する第2スプリング30とを有し、第1スプリング又は第2スプリングのどちらか一方が形状記憶合金からなっていて、作動液が所定温度以上のときバルブ部材が第1スプリング又は第2スプリングによって第1室と第2室とを遮断する位置にあり、更に出力ポート23とバルブ部材との間に配設される壁部材29を備えたことを特徴とするクラッチのショックトルク防止用バルブ装置。
請求項(抜粋):
クラッチペダルによって操作されるマスタシリンダと液圧により出力ロッドを動かすレリーズシリンダとの間の液圧通路上に配設されるクラッチのショックトルク防止用オリフィスバルブであって、前記マスタシリンダと連通する入力ポートと前記レリーズシリンダと連通する出力ポートとの間を円筒状のシリンダ空間を介して連通するハウジングと、前記シリンダ空間内の前記マスタシリンダ側の第1室と前記レリーズシリンダ側の第2室とを連通して絞りを形成する絞り連通路を有するバルブ部材と、前記バルブ部材を前記第1室と前記第2室とを遮断する方向に付勢する第1スプリングと、該第1スプリングと逆方向に前記バルブ部材を付勢する第2スプリングとを有し、前記第1スプリング又は前記第2スプリングのどちらか一方が形状記憶合金からなっていて、前記作動液が所定温度以上のとき前記バルブ部材が前記第1スプリング及び前記第2スプリングによって前記第1室と前記第2室とを遮断する位置にあり、更に前記出力ポートと前記バルブ部材との間に配設される壁部材を備えたクラッチのショックトルク防止用バルブ装置。
IPC (3件):
F16D 25/14 ,  B60K 23/02 ,  F16D 25/08

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