特許
J-GLOBAL ID:200903019826705106

非対称方向性パターンを備えた空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091938
公開番号(公開出願番号):特開平10-044716
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ウエット路面での操縦安定性能に優れたレーシング用空気入りタイヤを提供する。【解決手段】 トレッド幅の1/10乃至1/3程度の幅を有する中央領域と該中央領域の両側領域とでトレッドが形成され、該両側領域にタイヤ周方向に間隔を置いて配置された多数の傾斜溝によって多数のブロックが形成されているパターンをトレッドに備えた空気入りタイヤにおいて、該傾斜溝は周方向に対して小さな傾斜角度で延びる急傾斜溝と周方向に対して大きな傾斜角度で延びる緩傾斜溝とより成り、該急傾斜溝は該両側領域に配置され、中央領域を挟み左右にハの字状に延び、一方のトレッド端に開口する方向性急傾斜溝を形成し、該方向性急傾斜溝の中央領域に近い側が先に接地して、該中央領域に遠い側が後に接地するように車両に装着する際のタイヤの回転方向が指定されている。
請求項(抜粋):
トレッド幅の1/10乃至1/3程度の幅を有する中央領域と該中央領域の両側に位置する両側領域とでトレッドが形成され、少なくとも該両側領域にタイヤ周方向に間隔を置いて配置された多数の傾斜溝によってタイヤ周方向に間隔を置いて多数のブロックが形成されているパターンをトレッドに備えた空気入りタイヤにおいて、(1)該傾斜溝は周方向に対して比較的小さな傾斜角度で延びる急傾斜溝と周方向に対して比較的大きな傾斜角度で延びる緩傾斜溝とより成り、(2)該急傾斜溝は該両側領域に配置され、該中央領域を挟み左右にハの字状に延び、少なくとも一方のトレッド端に開口する方向性急傾斜溝を形成し、(3)該方向性急傾斜溝の該中央領域に近い側が先に接地して、該中央領域に遠い側が後に接地するように車両に装着する際のタイヤの回転(正転)方向が指定されている、いわゆる方向性トレッド・パターンが形成され、(4)該緩傾斜溝は少なくとも該両側領域に配置され、一方のトレッド端またはトレッド端近傍から他方のトレッド端に向かって周方向に対する傾斜角度を漸増しながら延び、他方のトレッド端に開口する非対称溝を形成していることを特徴とする非対称方向性パターンを備えた空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/04 ,  B60C 11/117
FI (4件):
B60C 11/04 C ,  B60C 11/04 D ,  B60C 11/04 A ,  B60C 11/08 A

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