特許
J-GLOBAL ID:200903019828621201

歯科診療における患者への情報提供を確実に実行できる下敷きと手帳。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-159035
公開番号(公開出願番号):特開2007-301961
出願日: 2006年05月12日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】歯科患者は、いままで治療を受けても口頭説明が主で記録は医師の保管するカルテに残る記載だけであった。その医師は、記録が苦手でカルテが開示されても本来記録されるべきものがされていないことが多い。そして、双方に治療に関する詳細はないまま保険請求がされていた。【解決手段】患者に携帯可能な手帳を持たせることで、今後は治療内容や指導が双方に残ることになる。下敷きに記載された記入例と用紙への記入ミスを無くす為にした色分けで、本来医師が記入すべきポイントが明確になり記入漏れも無くなる。これにより、平成18年4月より歯科医師は情報提供の文書を発行することを義務付けられたがこの手帳と下敷きの利用で担保できることになる。 複写紙は、その使用頻度の高いものを平均年間使用枚数を予測し束ねてあり、記録の控えとなる患者の保管用紙は、色分けをして見やすいものとした。ただし、これは歯科に対しての事例であり、それに縛られるものではない。【選択図】図5
請求項(抜粋):
歯科治療にあたり、傷病名・指導内容・治療計画等の記録を残す際、利便性を考慮して頻度の高い例を記載した下敷きを作成する。下敷きは、複写機能を備えた手帳の下敷きとして使用するが、記入時に記入例が常に記入用紙の上部に来るように挿入し誤記入・未記入を防止すると共に簡便さももとめたものである。 イ、 下敷き一面には4種類の記入例を配する。 ロ、 下敷きは裏面も同様とする。 ハ、 その下敷きを使用して複写紙を使った患者情報提供用紙への記入の簡便性を求める ものである。 ニ、 提供用紙の大きさは、下敷きの4分の一として、常に下敷きの4分の3が提供用紙 からはみ出す大きさのものとなる。 ホ、 情報提供の内容は17種類があり、記載しようとする情報提供用紙の上部へその記 入例が来るように下敷きを挿入し使用する。 ヘ、 下敷きの記入例は、記入用紙の控えと同色とし、誤記を防止する。
IPC (4件):
B43L 3/00 ,  B42D 15/00 ,  G06Q 50/00 ,  A61G 12/00
FI (5件):
B43L3/00 A ,  B42D15/00 331C ,  G06F17/60 126A ,  A61G12/00 L ,  B42D15/00 301E
Fターム (1件):
4C341LL30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 平成18年厚生労働省告示第92号 保険医発第0306001

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