特許

J-GLOBAL ID：200903019830022102

内燃機関のNOx 低減方法

発明者： 加藤 健治 ,  井上 悳太 ,  中西 清 ,  松下 宗一
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-049744
公開番号（公開出願番号）：特開平7-063085
出願日： 1984年04月20日
公開日（公表日）： 1995年03月07日
要約：

【要約】【目的】 燃費の悪化をほとんど招くことなく、リーンバーンエンジンの加速時のNOX 排出量を低減させる。【構成】 定常運転時には燃費の向上を図るためにリーンバーン制御を行うエンジンにおいて、加速開始が検知されたら、三元触媒によるNOX 浄化率とNOX発生量との関係から排ガス性能の良くなる理論空燃比近傍所定領域の空燃比になる様に、通常の燃料増量制御よりも多めの燃料増量制御をし(ステップ109〜112)、これを加速開始から所定時間T0 が経過するまで続行する(ステップ116,113,114)。この結果、加速時に、排ガス性能の悪い領域に入らず、かつ良好な加速性能を得ることができる。

請求項（抜粋）：

車両定常運転時に理論空燃比より薄い側の空燃比に制御する内燃機関において、車両の加速状態を検出する手段と、加速開始時点からの加速中の経過時間を計測する手段と、加速検出時に加速増量補正を行う手段とを備え、加速開始時点から加速中の所定時間、空燃比を理論空燃比より濃い側に制御する、ことを特徴とする内燃機関のNOx 低減方法。