特許
J-GLOBAL ID:200903019830522458

車両用シートのリクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189609
公開番号(公開出願番号):特開平8-052040
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 第1及び第2アームの連結部の強度を低下させることなくリクライニング装置を小型化し、製作誤差による両アームの間のガタの発生を防止する。【構成】 第1及び第2アーム10,20の一方に形成した円形凸段部11と他方に形成した円形凹段部21を円周方向に摺動可能に嵌合して、両アームをヒンジ中心軸線O回りに相対回動可能に連結する。第2アームのラチェット歯部23は各円形段部よりも半径方向内側に内歯として形成し、第1アームに案内支持したスライドポール30先端のポール歯部31は、連動機構を介して弾性的付勢力によりラチェット歯部及び第1アームの案内歯部13と係合し、レリーズアーム43を介して加えられる外力により離脱される。ポール歯部は、最外側となる各歯面の接線のうちピッチ円との交差角が最大となるものが互いにほゞ平行ないし歯先側が互いにやや接近するように、歯形の諸元及び歯数を選定する。
請求項(抜粋):
車両用シートのシートクッション側及びシートバック側の何れか一方の部材に固定される第1アームと他方の部材に固定される第2アームをヒンジ中心軸線回りに互いに相対回動可能に連結し、前記ヒンジ中心軸線と同軸的に前記第2アームにラチェット歯部を形成し、前記ヒンジ中心軸線に対し半径方向に前記第1アームに案内支持されたスライドポール先端のポール歯部を前記ラチェット歯部に係合離脱可能とし、レリーズアームを設けたレリーズ軸を前記ヒンジ中心軸線と同軸的に回転自在に前記第1アームに支持して一方の回転方向に弾性的付勢力を与え、前記レリーズ軸とスライドポールの間に連動機構を設けて前記付勢力により前記ポール歯部を前記ラチェット歯部に係合させるようにした車両用シートのリクライニング装置において、前記第1及び第2アームはその一方に設けた円形凸段部と他方に設けた円形凹段部を円周方向に摺動可能に嵌合することにより前記ヒンジ中心軸線回りに相対回動可能に連結し、前記ラチェット歯部は前記各円形段部よりも半径方向内側に内歯として形成し、前記スライドポールと連動機構は前記第1及び第2アームの間において前記ラチェット歯部の内側に配置したことを特徴とする車両用シートのリクライニング装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/10

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