特許
J-GLOBAL ID:200903019841315454

免疫抗原付着剤とその製造及び使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 明石 昌毅 ,  明石憲一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-561636
公開番号(公開出願番号):特表2006-504393
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
家禽卵抗体の形式の微生物付着阻害剤が、その製造方法並びに使用方法と共に開示される。阻害剤は、宿主食品用動物の第一胃及び腸管内のコロニー形成免疫抗原の接着又は付着を実質的に防ぐことにより機能する。阻害剤は、雌鳥に免疫抗原を接種し、免疫抗原に対する抗体を含む卵を収穫し、卵の内容物を乾燥して形成され、宿主動物のための飼料又は水へ与えられる。雌鳥に接種される特定の免疫抗原に依存して、卵抗体は、或るコロニー形成生物の存在により生ずる食用動物に於ける食餌性タンパク質の浪費を低減して飼料の変換率を改善することにより動物の成長を促進することに用いられ、また、食用動物由来の食肉及びその他の食物に於ける或る種の病気を引き起すコロニー形成免疫抗原、例えば、大腸菌0157:H7の存在により生ずる病気の発生を実質的に低減し又は除去する。
請求項(抜粋):
食用動物の第一胃又は腸管内にてコロニーを形成しタンパク質を浪費する免疫抗原の第一胃又は腸管に付着する能力を阻害して免疫抗原の増殖する能力を低下させることにより前記免疫抗原の存在による食餌性タンパク質の浪費を低減することによって前記食用動物の成長を促進する方法であって、 A.産卵する年齢にある雌鳥又は産卵する年齢に達しつつある雌鳥にタンパク質を浪費する特定の標的とされる免疫抗原を接種することと、 B.前記鳥に於ける前記標的免疫抗原に対する抗体の産生を許すのに十分な期間の後、前記鳥の産んだ卵を収穫することと、 C.前記卵の前記抗体を含有する内容物を殻から分離することと、 D.前記分離された卵抗体物質を乾燥することと、 E.前記乾燥された卵抗体生成物を実質的に均一に動物の飼料又は水に分散することと、 F.前記抗体を含む動物飼料又は水を食用動物に供給し、前記動物の腸管に於ける前記標的免疫抗原の付着を実質的に防止することと を含む方法。
IPC (3件):
A23K 1/16 ,  A61K 39/395 ,  A61P 1/00
FI (3件):
A23K1/16 304A ,  A61K39/395 A ,  A61P1/00 171
Fターム (11件):
2B150AA02 ,  2B150AA05 ,  2B150AB01 ,  2B150AB02 ,  2B150AB03 ,  2B150AB20 ,  2B150DD01 ,  4C085AA13 ,  4C085CC07 ,  4C085DD88 ,  4C085GG08
引用特許:
審査官引用 (10件)
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