特許
J-GLOBAL ID:200903019842379952

沸騰冷却装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-168946
公開番号(公開出願番号):特開平9-022971
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 冷媒槽3に取り付けられるIGBTモジュール2の個数またはIGBTモジュール2の取付けピッチが異なる場合でも、それに対応できる冷媒槽3を低コストで製造できる沸騰冷却装置の製造方法、およびその沸騰冷却装置を提供することにある。【構成】 冷媒槽3を形成する成形プレート6には、プレス成形後に、IGBTモジュール2の個数および取付けピッチに合わせて複数の取付け孔6aが開けられている。冷媒槽3の内部には、取付け孔6aと同位置にそれぞれスペーサ8が配置されている。このスペーサ8には、その中央部にIGBTモジュール2を締結するためのボルト9を通す貫通孔8bが設けられている。IGBTモジュール2は、その貫通孔8bを通ってIGBTモジュール2の取付け部2bに挿通されたボルト9とナット10の締結により冷媒槽3に取り付けられている。
請求項(抜粋):
締結部材によって外壁面に発熱体が取り付けられ、内部に前記発熱体の熱を受けて沸騰する冷媒を収容した冷媒槽と、この冷媒槽と連通して設けられて、前記冷媒槽で沸騰気化した気相冷媒を冷却液化する放熱器とを備え、前記冷媒槽は、2枚の薄肉部材を互いの接合部で貼り合わせて形成されており、前記薄肉部材は、所定の形状に成形された後、前記発熱体の取付け位置に合わせて前記締結部材の取付け孔または螺子孔が形成されることを特徴とする沸騰冷却装置の製造方法。

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