特許
J-GLOBAL ID:200903019843000035

人工海浜の海岸法面保護工法および法面保護用マット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222565
公開番号(公開出願番号):特開平8-060637
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 養浜の海側の端部に潜堤を配置し、前記潜堤の表面と養浜の海側に対して透水性アスファルトマットを配置して人工海浜を造成する際に、養浜の砂が波浪により流されることを防止するとともに、養浜の中に入り込んだ水の圧力を減衰させる状態で、海側に向けて排出させ得るようにする。【構成】 人工海浜1を造成するに際して、養浜4の海側の端部に潜堤15を配置し、養浜4に目の粗い砂を所定の傾斜角度で充満させるようにする。前記潜堤の表面と海側の海底の部分、および、養浜4の表面部の海側の所定の範囲を覆うようにして透水性アスファルトマット20を配置し、養浜4の上に流れ込んだ海水が直接潜堤20を通って排出されないようにする。また、マットの陸側の部分の対応する砂が洗掘されると、その凹み部に対してマットの端部が潜り込む状態となり、砂が流されることを防止できる。
請求項(抜粋):
海岸の地盤の上に砂を盛土して造成する養浜に対して、その斜面の先端部に対応させて潜堤を配置し、前記潜堤の高さを干潮時の潮位に対応させて構築し、養浜工区内に蓄積される打ち上げ波による圧力水頭を緩和する手段を設けてなる人工海浜において、前記潜堤の表面全体と海側の所定の範囲、および、養浜工区の法面の所定の範囲を覆う透水性アスファルトマットを配置し、前記透水性アスファルトマットは、海側の先端部分と陸側の先端部分、および、潜堤の斜面部に対応させて透水性を持たせる処理を施し、前記透水性アスファルトマットに設ける透水部では、水の通過は許容するが、砂を通過させない処理を施すことを特徴とする人工海浜の海岸法面保護工法。
IPC (2件):
E02B 3/12 ,  E02B 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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