特許
J-GLOBAL ID:200903019843202681

GPS受信機の追尾方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218359
公開番号(公開出願番号):特開平5-052931
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 航空機、船舶、自動車のナビゲーション分野において、複数のアンテナにより衛星の電波を受信し、位置を測定するGPS受信機に関するもので、符号追尾精度を落とすことなく、符号発生器を共用し、小型で優れた特性を持つGPS受信機を実現するを目的とする。【構成】 同一の衛星信号を受信する複数の受信部の間で、復調回路の符号発生器31を共用し、符号発生器31には概略の位相設定をおこない、各々の受信部で設定すべき符号発生器の位相との違いと、相関器の特性と、相関器により得られた相関結果より、各々の受信部について正しい設定を行った場合の測定結果を予測し、この予測値を測定結果とすることにより、符号追尾精度を落とすことなく、符号発生器を共用できる。
請求項(抜粋):
疑似雑音符号レートの2分の1以下の距離に相当する位置に設置する複数のアンテナと、これらのアンテナからの信号をそれぞれ増幅、濾波、周波数変換する高周波部と、この高周波部の出力信号をそれぞれ逆拡散する相関器と、それぞれ位相検波する復調器と、それぞれに対応する搬送波を再生する発振器と、前記複数のアンテナに共通な衛星固有の疑似雑音符号を発生する符号発生器とを具備し、複数のアンテナにより同一の衛星信号を受け、前記各アンテナに共通な前記符号発生器に、疑似雑音符号の概略の位相を設定し、各々の受信部で設定すべき符号発生器の位相との違いと、相関器の特性と、相関器により得られた相関結果より、各々の受信部について正しい設定を行った場合の測定結果を予測し、この予測値を用いて、疑似雑音符号を追尾するGPS受信機の追尾方法。

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