特許
J-GLOBAL ID:200903019843433144

圧電磁器組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285979
公開番号(公開出願番号):特開平6-092729
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 PbTiO3-PbZrO3-Pb(Ni1/3Nb2/3)O3系の圧電磁器組成物は、アクチュエータ用材料として有用であるが、焼結温度が1200から1300°Cと高く、積層型圧電素子とした場合、内部電極として安価な銀・パラジウム合金を使用できない。本発明の目的は低温で焼結可能な積層型圧電素子用材料に最適な圧電磁器組成物を提供することである。【構成】 一般式(1-s){xPb(Ni1/3Nb2/3)O3-yPbTiO3-zPbZrO3}-sPb(Co1/2W1/2)O3(但しx+y+z=1)からなる圧電磁器組成物において、配合比x,y,zが、この三成分組成図において、以下の組成点A:(x=0.74,y=0.25,z=0.01) B:(x=0.40,y=0.59,z=0.01) C:(x=0.40,y=0.25,z=0.35) D:(x=0.06,y=0.59,z=0.35)を結ぶ線上及びこの線に囲まれる組成範囲にあり、かつsを、0.001≦s≦0.2の範囲にし、さらに主成分中のPbの一部を0.001〜0.1のCa,Ba,Srの内少なくとも一種で置換する。
請求項(抜粋):
一般式(1-s){xPb(Ni1/3Nb2/3)O3-yPbTiO3-zPbZrO3}-sPb(Co1/2W1/2)O3(但しx+y+z=1)からなる圧電磁器組成物において、配合比x,y,zが、この三成分組成図において、以下の組成点A:(x=0.74,y=0.25,z=0.01) B:(x=0.40,y=0.59,z=0.01) C:(x=0.40,y=0.25,z=0.35) D:(x=0.06,y=0.59,z=0.35)を結ぶ線上及びこの線に囲まれる組成範囲にあり、かつsが、0.001≦s≦0.2の範囲にあることを特徴とする圧電磁器組成物。
IPC (3件):
C04B 35/49 ,  C01G 23/00 ,  H01L 41/187

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