特許
J-GLOBAL ID:200903019844185560

固定化相補DNAまたはRNAを用いるDNAまたはRNA断片の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-049204
公開番号(公開出願番号):特開平5-123196
出願日: 1991年02月20日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 蛍光偏光法によるDNAまたはRNA断片の測定法において、測定感度および信頼性の向上を計る。【構成】 (1)蛍光標識された1本鎖DNAまたはRNAプローブと(2)検体中のDNAまたはRNAを、(3)該1本鎖DNAまたはRNAと相補的な塩基配列を含むDNAまたはRNAを固定化担体に結合させた固定化試薬と競合反応させて、2本鎖DNAまたはRNAを形成させ、2本鎖形成前の蛍光偏光度と2本鎖形成後の蛍光偏光度との変位を測定して、検体中のDNAまたはRNAに存在する該1本鎖DNAまたはRNAプローブに対応する塩基配列を測定する。【効果】 蛍光標識されたDNAまたはRNAと測定対象と相補的な塩基配列を含む固定化DNAまたはRNAとの相補的結合反応による実効的な分子量変化が大きいため、蛍光偏光度の変化が大きくなり、測定感度および信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
(1)蛍光標識された1本鎖DNAまたはRNAプローブと(2)検体中のDNAまたはRNAを、(3)該1本鎖DNAまたはRNAと相補的な塩基配列を含むDNAまたはRNAを固定化担体に結合させた固定化試薬と競合反応させて、2本鎖DNAまたはRNAを形成させ、該2本鎖形成前の蛍光偏光度と該2本鎖形成後の蛍光偏光度との変化を測定することにより、検体中のDNAまたはRNAに存在する、上記1本鎖DNAまたはRNAプローブに対応する塩基配列を測定することを特徴とする固定化相補DNAまたはRNAを用いるDNAまたはRNA断片の測定方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/58
引用特許:
審査官引用 (2件)

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