特許
J-GLOBAL ID:200903019855727399

ズームレンズ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086625
公開番号(公開出願番号):特開平10-282394
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 鏡筒の光軸方向に沿った長さを短くしてコンパクト化を図る。【解決手段】 回転筒13の内周面には、第1レンズ保持枠を予め決められた変倍軌跡に沿って移動させるための第1カム溝33〜35と、第2レンズ保持枠を第1レンズ群とは異なる変倍軌跡に沿って移動させる第2カム溝42とが一部において交差して形成されている。第1カム溝33〜35には、第1レンズ保持枠に設けた第1カムピン40が、また、第2カム溝42には、第2レンズ保持枠に設けた第2カムピン45がそれぞれ係合している。第1カム溝35は、第2カム溝42よりも深さが浅くされており、交差域で分断されている。交差域G1に第1カムピン40が移動したときには、第1レンズ保持枠に設けた補助ピン50が、回転筒13の内周に突出して設けたガイド突起対55,56に係合し、第1カムピン40を第1カム溝35の軌跡に沿って移動するようにガイドする。
請求項(抜粋):
ズームレンズを構成するレンズ群をそれぞれ保持し、直進ガイドによって光軸方向に移動自在に支持された第1,第2レンズ保持枠にそれぞれ第1,第2カムピンを突設し、これらのカムピンをカム筒に形成された第1,第2カム溝に各々係合させてカム筒の回転によって第1,第2レンズ保持枠をそれぞれ光軸方向に移動させるようにしたズームレンズ装置において、前記第1カム溝と第2カム溝とを交差させるとともに第1又は第2レンズ保持枠に第1又は第2カムピンと異なる位置に補助ピンを突設し、前記カム筒に、第1又は第2カムピンが第1カム溝と第2カム溝との交差域を通過するときに前記補助ピンに係合して第1又は第2レンズ保持枠が第1又は第2カム溝の軌跡に沿って移動するようにガイドするガイド手段を設けたことを特徴とするズームレンズ装置。

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