特許
J-GLOBAL ID:200903019865776134

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-024632
公開番号(公開出願番号):特開平8-195211
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池システムの小型化と運転効率の向上とを図る。【構成】 システム始動時には、第1バルブ50を全開とし第2バルブ54を全閉として、PEFC12には、熱交換装置48によりメタノール改質装置20と熱交換された温水のみを流入させ、速やかに電池温度を上昇させる。また、電池湿度WPEFCと電解質膜抵抗RPEFCから固体高分子電解質膜の湿潤不良(水分過多或いは水分不足)を判断すると、電池湿度WPEFC,電解質膜抵抗RPEFCに応じて両バルブの開度を調整し、PEFC12に流入する冷却水の温度を低く若しくは高く調整する。よって、PEFC12は、低めの温度若しくは高めの温度の冷却水の流入により、冷却或いは暖められる。
請求項(抜粋):
炭化水素化合物の供給を受け、該炭化水素化合物を改質して水素リッチガスを生成する改質装置と、該生成した水素リッチガスを燃料ガスとして供給を受ける燃料電池を有する燃料電池システムであって、前記燃料電池を管路の一部とする冷却媒体循環経路に冷却媒体を循環させる冷却媒体循環手段と、前記燃料電池の下流で該冷却媒体循環経路に設けられ、通過する冷却媒体を冷却する冷却媒体冷却手段と、該冷却媒体冷却手段の下流で分岐して前記燃料電池の手前で合流し、前記冷却媒体冷却手段と前記燃料電池との間において前記冷却媒体循環経路の一部となる第1分岐循環経路と第2分岐循環経路と、該第1分岐循環路と第2分岐循環路のいずれか一方の分岐循環経路に設けられ、通過する冷却媒体を前記改質装置との間で熱交換して昇温する熱交換手段と、前記一方の分岐循環経路に流入し該熱交換手段の通過を経て昇温済みの冷却媒体と、前記冷却媒体冷却手段を通過して冷却され前記第1分岐循環路と第2分岐循環路の他方の分岐循環経路に流入する冷却済みの冷却媒体との混合比を調整して、前記第1分岐循環路と第2分岐循環路の合流以降の前記冷却媒体循環経路での冷却媒体温度を調整する冷却媒体温度調整手段とを備えることを特徴とする燃料電池システム。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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