特許
J-GLOBAL ID:200903019865946145

溶銑前処理設備の冷却水循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高 雄次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-290956
公開番号(公開出願番号):特開平5-105927
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 温水系冷却器の伝熱面の表面温度を常に60°C以上に保ち、伝熱面に排ガス中の水分を結露させず、ダクトの付着,推積を防ぎ、伝熱阻害を防ぐ。【構成】溶銃鍋1から発生するガスをスカート3,フード4を通して水冷ダクト5に導いて冷却し、更に煙道6を通してガス冷却器7にて冷却した後排出する溶銃前処理設備2に於いて、ボイラ系冷却器9の循環ライン11にボイラドラム12,ポンプ13を設け、温水系冷却器9の循環ライン14にボイラドラム12,ポンプ13を設け、温水系冷却器11の循環ライン14に温度計15,タンク16,ポンプ17,温水系冷却水の一部をボイラ給水予熱に利用する熱交換器18,温度計19を設け、温水系給水ライン23を循環ライン14に接続しボイラ系給水ライン24に熱交換器18,給水脱気器25,キューゥィポンプ26を設けると共に流量調整弁29付きのバイパスライン28を設けライン24の熱交換器入口側に流量調整弁30を設け、開放タンク16への蒸気吹込みラインON-OFF弁32を設け、ガス冷却器出口にガス温度計34を設ける。
請求項(抜粋):
溶銑鍋から発生するガスをスカート,フードを通して水冷ダクトに導いて冷却し、さらに煙道を通してガス冷却器にて冷却した後、排出する溶銑前処理設備に於いて、前記ガス冷却器をボイラ系冷却器と温水系冷却器とに分け、ボイラ系冷却器の循環ラインにボイラドラム,ボイラ系循環ポンプを設け、温水系冷却器の循環ラインに温水系冷却水出口温度計,開放タンク,温水系循環ポンプ,温水系冷却水の一部をボイラ給水の給水予熱に利用する熱交換器,熱交換器出口側温水系冷却水温度計を設け、給水ラインを温水系給水ラインとボイラ系給水ラインに分岐し、温水系給水ラインを温水系冷却器の循環ラインに接続し、ボイラ系給水ラインに前記熱交換器,給水脱気器,ボイラ系給水ポンプを設けると共に熱交換器をバイパスするラインを設けて該バイパスラインに流量調整弁を設け、ボイラ系給水ラインの熱交換器入口側に流量調整弁を設け、前記温水系冷却器の循環ラインの開放タンクへの蒸気吹込みラインにON-OFF弁を設け、前記ガス冷却器出口にガス温度計を設けてなる溶銑前処理設備の冷却水循環装置。

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